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2010年7月 8日 (木)

ルームチューンの薦め・・・備忘録

これは’07.4.25の記事を元に加筆修正し、要約したモノです。

ルームチューンのことはこれまで何度か述べてきましたが、今回現在までの総括を込めて書いてみたいと思います。

一応オーディオ用として部屋を確保することからオーディオはスタートします。

勿論リビング兼用というパターンもあるでしょう。

それは過程においては様々なスタイルがあるのは当然で、私もこちらへ家を建てるまでは東京のマンションの一室をオーディオルームとして確保してそれなりに楽しんでいました。

当時大変耳の良い友人がいてその人のつてで色々と広がりを見せ東京の有名どころを色々と訪問させて頂いたことは今のオーディオルーム建築の参考になっています。

所謂スペースに余裕がある、と言うことはマンション住まいの私にとってはどうしようもない大きな壁となって立ちはだかっていました。

このマンション住まいの経験から今後機会があれば是非それらを納得させる空間を確保したいと思うようになっていました。

当時は一介のサラリーマンが何度も持ち家を持つなどと言うことは夢の又夢と思っていました。

諦めの悪い私はノー天気に何とかなるだろう、位の気持ちを抱き続けました。

天が味方したのか普段言うほど大した念を送っている訳でもないのに、何故か通じてしまったのです( ^ω^ )。

建設資金のことは又ゝ何とかなるさ位のノー天気振りを発揮して先ずは土地を購入してしまったのです。

地べたが手に入れば上モノを建てたくなるのは皆さんも同じだと思います。

この段階で失敗は許されないので半年以上もの間設計士とやり取りをして形を決めて行きました。

勿論設計士は全くそう言う経験はないので、私の考えていることを図面に引いて貰いあーでもない、こーでもないを繰り返したのです。

その結果今の自宅が設計された訳です。

私は当時から家を建てる時の条件として天井は高く、出来るだけ平行面を少なくする、を基本に考えていました。

只、余りに凝った器にするとコストが高くなるので何処で妥協するかも考えざるを得ませんでした。

そうして出来た構造が傾斜天井(3m~5m)で6角形(ヘキサゴン)の器です。

出来たばかりの部屋で聴く音楽はそれ程楽しいものではありませんでした。

それは基本的な条件としては何も考慮しないものよりは良いでしょうがそれだけで良い環境が得られるほど甘くはなかった、と言うことです。

作ってしまった以上は後には引けません。

成す術もなく暫くはそのままの状態が続きました。

数年経ってルームチューンのパイオニアのサーロジックの村田さんの存在を知ったのです。

これは大阪の逸品館の清原社長を通じてLVパネルを購入したことが発端でした。

これは衝撃的でした。

それまで体験したことのない変化を味わったからです。

暫く逸品館を通じてLVパネルを購入していましたが、枚数が増えるうちにそんなに増やすと逆効果ですよ、見たいなことを言われたのが切っ掛けで直接村田さんに連絡をし、そんなことはないですよ、の一言からお付き合いが始まりました。

その当時は未だ無償ルームチューンのサービスが始まる前です。

現在はその逸品館の清原社長ですら、パネルの枚数はアッと驚く為五郎的に増えています。

作った人でない限り正しい判断は出来ないと言うことでしょう(爆)・・・勿論村田さんの言ったことが正解だったのです。

電話等のアドバイスで自分自身でのチューニングが始まりました。

その内SWを導入することになり、2台目を導入するに当たり、初めて我が家を訪問して頂きました。

その時も含め今までに相当の回数来て頂きましたが結局一度も私のチューンニングの手直しはありませんでした。

私なりにやってまぁ悪くないのでいいんじゃない、と言うことでしょうか(;´Д`A ```。

SWの2台使用も実際に聴き比べを行い、相当の差を実感して頂きました。

ことほど左様にチューンなしの部屋での音楽のありようは頂けません。

我が家もチューンをやって初めて音楽を楽しめるレベルになったと思っています・・・端緒に付いたと言う意味です。

現在村田さんは長野に移られ、ユーザー体験型のデモルームを建設中です。

と、この当時は直ぐにでも完成するのかと思っていましたが、村田さん自身今になって見ると色々な点で未だゝ納得が行かなかった部分が多かったのでしょうね。

結局3年もの期間、熟成(熟慮)に熟成(熟慮)を重ね(ウイスキーではないけれど...)、先般北海道のotoさん宅が完成したことを受けて建物が完成してからの修正は極めて難しい部分*があることも具体的に分かり、その解決策も分かったのでこの度ゴーサインとなったのだと思います。

otoさんの例で言えば村田さんの設計が間違っていたと言うことではなく、オーナーのotoさんや、請け負った大工さんも最初の頃、村田さんの意図を未消化のまま進めてしまったことが原因です。

村田さんが気が付いた時は時既に遅しだったようです。

ことほど左様に電話でやり取りしても意思の疎通は中々図れません。

解釈・理解にずれがあればそのまま進んでしまいます。

これが完成後時間の経過(木材の乾燥等)と共に症状が出て来たと言う訳です。

経緯はブログにも詳細アップされており、otoさんの原因究明の執念たるや鬼気迫るモノがありました(その時の顔を見た訳でないので想像です。(爆))・・・本当に良く突き止めたと思います。

結果良ければ全て良しです。

そんなこんなで3年の期間はより完璧を目指す村田さんにとっては必要な時間だったのでしょう。

今は準備も着々と進行中ですので今度は間違いないでしょう。

それが解釈違いで起こる不幸を回避する為にもキット化して部屋を完成するようにした要因と思われます。

*「otoさんのオーディオルームが完成してその結果個人が作るのは普通1棟が限界なので完成した後、ここが駄目とかと言ってもやり直しは出来ません。特に床とか壁とかの強度は後での修正は中々大変な工事になってしまいます」

我が家も形状は兎も角、この壁と床の強度が致命的な欠陥となっているのが更なるレベルアップの出来ない大きな要因です(一般住宅としては問題ない?)。

そこで村田さんは先ず10畳のデモルームを2部屋作り、同じシステムでの鳴り方の違いを検証しつつ、決まった後は双方最上の状態に仕上げ、その後はシステムの違いでこのようになりますよ、と言う提案をされるモノと思います。

勿論着脱可能な構成とされるようですから、その場でも通常のルームチューニングのように変更することは可能なのでユーザーにとってみれば考えられない位の数多くのパターンの音が体験が出来る訳です。

その後32畳の大型のデモルームを完成させてそのルーム・キットをユーザーに提供すると言う計画です。

中間の大きさも含めてヴァリエーションは豊富になるのでユーザーの選択肢も広がるので願ったり適ったりの企画ではないでしょうか。

ここに辿りつくまでの道のりは決して平坦ではなかったと思いますが、単純にパソコンでシミュレーションして作るのとは訳が違います。

小さなモデルを単純拡大してOKを出せるのであればこんな苦労をする必要はありません。

又構造が頑丈であれば良いと言う単純なモノでもありません。オーディオルームには複雑でしかも得体の知れない悪玉菌がワンサと存在しているので素人が思ったほど簡単にことは解決出来ません。

これまでに沢山のユーザー乃至はユーザー候補の方のご自宅を訪問されノウハウを蓄積されて来られたからこそ今回のデモルームに結び付いたことは間違いありません。

他にこのように実体験を通じてノウハウを蓄積された方がオーディオを生業とされている方の中におられますか。

知ったかぶりの蘊蓄を垂れるのは誰にでも出来ますが、その結果に対して最終的に責任をとれる人はいないでしょう。

今後オーディオルームを計画乃至はリフォームされる予定の方は是非http://www.salogic.com/index.htmをご覧になるなり、フリーダイヤルもありますのでご相談されてみては如何でしょうか・・・私は土地も金もないので指を咥えて眺めています(爆)。

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