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2016年10月28日 (金)

CLIFFORD BROWNのアルバム

今日紹介するのはCLIFFORD BROWNです。アルバムはTHE BIGINNING AND THE END(’55、’73)です。

状態はVG+ / VG+です。

元はモノラル録音ですが発掘した段階でステレオカッティングした?ようです。

このアルバム実はその昔、ブラウンの死の数時間前*に、フィラデルフィアの「ミュージックシティ」で行なわれた地元ミュージシャンとのジャムセッションを収録したテープがたまたま発掘されて、1973年にレコードにされた、と言うのが通説になっていました。

*つまりクリフォード・ブラウンは、この演奏を終えた数時間後に、交通事故でこの世を去ってしまったという話が、つい最近まで信じられていたのだ。

「THE BIGINNING AND THE END」に収められた3曲(WALKIN’、NIGHT IN TUNISIA、 DONNA LEE)がそうなんです(’56.6.25録音(ジャケの記載も同じ)・・・これが’55録音と言うことです)  。

だからこそ、彼の最初と「最後」の演奏をカップリングした(つもりの)、『ザ・ビギニング・アンド・ジ・エンド』というアルバムが発売されたわけだが、実際にこの演奏が行われたのは、彼の死の1年前だということが最近判明した(出典:ニック・カタラーノ・著/川嶋文丸・訳『クリフォード・ブラウン~天才トランペッターの生涯』/音楽之友社)。

ということは、アルバムのコンセプトそのものが根底から崩れてしまったわけだが、それは最後の演奏とされていた時点での企画だから仕方がない。

そのうえ、これら3曲の名演に対しては、とりたてて「生涯最後の演奏」といったキャッチを交えて語る必要すらないといえる。

演奏場所はフィラデルフィアのライブハウス。

地元の名も無いミュージシャンたちと行われた気ままなジャムセッションで、正式に録音された音源ではないので、音質は良いとは言えないが、それを補って余りあるのがライブの熱気と、それに煽られたかのような勢い溢れる演奏。

特に、クリフォード・ブラウンのトランペットは、ひときわ力強い存在感を誇っている。なにより音が非常に安定しているのだ。

ときおり繰り出す早いパッセージには乱れがほとんどなく、粒の揃った力強くも美しい音色が平然と放たれている。

ジャズには必要不可欠な「勢い」をも忘れない熱い演奏。

クリフォード・ブラウンの魅力は、正確さと勢いの両方をバランスよく体現してしまっているところだといえる。

そして、彼のトランペットは、いつだって元気で明るい。

だから、聴き手は安心感と期待感を持ってして彼のトランペットに耳を傾けることが出来るのだ。

白眉はラストの《ドナ・リー》~ネット。

1.I COME FROM JAMAICA*

2.BLUE FLAMES*’52録音

3.IDA RED? 

4.WALKIN’**

1.NIGHT IN TUNISIA**

2.DONNA LEE**’55録音

ステレオとレーベル上には印刷されているが特に中抜けにはなっていず音場は中央に凝縮されておりモノラルではないか、と思われる(ジャケには表示なし)。

取敢えず最初はステレオで聴いて見た。

ステレオでも極めて鮮烈な音楽が迸るのが良く分かる。

次いで、モノラルで聴いて見た。

より楽しい。分厚くゴリゴリとしたサウンドが楽しめます。

カートリッジだけじゃなくて違う部分が多々あるのでまさに一粒で二度味わえる感じです。

私は今後はモノラルで聴くことにする。

売主がGREAT!!とアピールしていたのが良く分かる。

この業者の対応案内には発送まで10日掛かると表示されていたので何でそんなに掛かるのか、今一不案があったのだがアルバム欲しさにまぁ~大丈夫だろうとゲットしたモノだ。

結果、待つこと1週間で届いた。フランスからなので寧ろ早い方だ。この案内は何だったのか??。   

しかも価格も送料込みで約¥2,500.-程度でした(盤面の状態は↑の通りですが演奏上全く問題なし)。

B面は2曲とも良いけれど↑のようにDONNA LEEが圧巻です。

これは良い買い物でした(爆)。

私の持っている彼のアルバムの中でも最高傑作のアルバムとなりました。    

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