わかる音響学・・・備忘録
これは’08.4.5にアップしたモノの要約です。
S.54初版で私のは3版です。当時の価格は¥1,600.-です(現在は価格¥1,950.-(税込み)で改訂版が出ているようです)。
はっきり言ってこう言う本を読んだからと言って何かオーディオの為になったかと言うとそれは分かりません。
当時はマンション住まいでしたし、何をするにしても今以上に制約の多さがネックでしたから。勿論環境が変わったからと言って全てがハッピーになる訳でないのは皆さんも良くご承知の通りです。
基本的な勉強は必要ですがその後は全てが応用問題となりますのであれをやったから、これをやったからと言って解決する程単純ではないところがオーディオの面白さであり、奥深さ・難しさでしょうね。
類稀な能力の持ち主は別として一般的には経験の積み重ねで徐々にレベルを上げて行くしか方法はないと思われます。
私がこの本を買ったのは3版ですからS’58以降のことです。今から25年以上前のことですね。
この本を例によって目次の拾い読みで紹介します。
第1章 音と人
第2章 音波と音圧
第3章 スピーカの特性
第4章 聴覚・音声・音楽
第5章 建築音響
第6章 騒音
第7章 波動方程式・音の強さ・定在波
第8章 機械回路と音響回路
第9章 発音体
第10章 電気音響機器
第11章 超音波
それでは章別に少しづつ更に拾い読みをしましょう。
第1章 音と人
1・1 人が音を聞くところ・・・耳だけでしょうか?
1・2 視覚と聴覚etc
第2章 音波と音圧
2・2 音波の伝搬方法
2・3 純音と複合音etc
第3章 スピーカの特性
3・2 出力音圧レベル周波数特性
3・5 コーンの振動
3・9 低音部における非直線ひずみetc
第4章 聴覚・音声・音楽
4・2 可聴範囲
4・6 日本語のアクセント
4・8 音階etc
第5章 建築音響
5・1 遮音
5・2 吸音
5・3 反響
5・4 室の固有振動
5・6 音圧分布
5・7 エコータイムパタンetc
第6章 騒音
6・1 騒音の影響
6・4 自動車道路の騒音
6・9 騒音に係わる環境基準etc
第7章 波動方程式・音の強さ・定在波
7・1 波動方程式
7・2 速度ポテンシャル
7・5 音のエネルギ
7・6 音の強さ
7・7 反射と透過
7・8 定在波etc
第8章 機械回路と音響回路
8・1 機械回路と電気回路との対応
8・3 音響回路と電気回路との対応
8・5 機械インピーダンスと音響インピーダンスetc
第9章 発音体
9・1 弦
9・2 棒の縦振動
9・3 棒の横振動
9・4 管etc
第10章 電気音響機器
10・1 変換器
10・2 動電変換器
10・3 電磁変換器
10・5 静電変換器
10・6 圧電変換器
10・7 非可逆変換器etc
第11章 超音波
11・1 超音波とは
11・2 超音波の発生
11・3 超音波の性質
11・4 超音波の応用
と言った内容であります(良く分からない、と言う声が聞こえてきそう...)。
この本は本文123頁の比較的薄い本です。その気になったら直ぐ読み終えそうですね。古い本なので今とは解釈が違っているところもあるかも知れません。
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