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2010年7月31日 (土)

アース工事by出水電気・・・備忘録

アースと我が家のメインブレーカ交換工事(2008年10月 4日 (土))

天気は予想より悪いものの先ず先ずで雨の心配はありません。

工事は午前中は私も所用があるので午後からにお願いしました。結果としては約3時間ちょっと掛かりました。

さて島元さんがアースの打ち込みにどの辺をポイント地点にするのかそこから興味津々で見守りました。私からは埋設物の有る無し等のことだけをお話し、後はお任せです(残念ながら掘ってもお宝は何も出ませんでした)。

アース棒は10本用意の予定でしたが島元さんのご好意で1本追加してのスタンバイとなりました。果たして何本である程度納得行く値が得られるか。私は無茶苦茶良い値は全然期待していません。何故なら現状が左程良くなくても聴感上の問題が感じられないからです(尤もこれ以上の経験をしていないので分からないと言うだけのことですが。)。

ですから20Ωを目安とし、本数に余裕があればその上を狙ってみる、程度に考えています。

際限なくやれば相応の結果は得られると思いますが、それこそ程度問題と言うことになりますし、コストも馬鹿になりませんから。

後はアース線は5.5SQ線を2本使う予定ですが管に入れば、との条件で場合によっては1本になります。

さて工事は予定通りのPM1時に島元さんが来られ早速工事に取り掛かるところですがのっけからメインブレーカーの交換が出来ないと言うことになりました。島元さんが事前に東電に確認したところ契約容量の問題で変更は不可、とのことでした。東電のものを勝手に代えるな、と言うことのようです(80A契約にするとこの問題は解消するようです。(現在60Aの契約です)月額数百円のアップですから早晩契約変更するかな...)。

思わぬところで躓いてしまいましたが気を取り直してサーキットブレーカーのネジと圧着端子を代えることにしました。これでも相当の変化は期待出来ます。この狭いボックスの中での作業は結構大変そうでした。ケーブルが22SQと太くて硬いので上手く曲げられません。そんなこんなで取り付け位置を横向に変えたりして終了。これだけで1時間以上掛かりました。

Img_42031 (左側が住居用の8SQ線です。右側がメインブレーカーから持って来た22SQ線とオーディオルームに行く22SQ線の接続です。従ってオーディオルーム用は今までに比べこのサーキットブレーカーを経由しなくて済む配線となりその点でも良くなった訳です)

この状態で一旦音の確認をしました。でも本来の音は当然お休み時間があったので分かりませんが雑味が減り、音がスッキリしたことは分かりました。島元さんのお話では端子が馴染むまで一週間は掛かるのでそれまではじっと我慢とのことです。

 

Img_42071 外したネジ(鉄製)と圧着端子です。

さていよいよアースの工事です。

単に地面にアース棒を打つだけの単純な作業と言え、こればかりはやってみないとどれだけの値が出るのか分からないとのことです。

本日は予算の都合上10本を用意して作業する予定でしたが前述のようにご好意で1本追加しての作業開始となりました。

先ずその前に現状を把握しておこうと計ってみました。その値はな、何と500Ωとアースを取っている意味はないのでは、と思える値でした。

それでも今まで不都合なく聴いて来ましたが、矢張り経験していないことは分からない、の良い(悪い?)見本となってしまいました。

さぁ気を取り直して工事のスタートです。

先ず最初は1.5mのアース棒を1本打ち込みました。さくさくと入って行きました。2本目の連結です、この段階で値を計っておけば良かったと言うのが後で分かりました。と言うのも更に3本目を繋いで打ち込み、値を計って見たら何と1本だけの値より悪くなっているのです。悔しいので更に1本追加しました。計4本ですね。(6m)これでも値の向上はありませんでした。

で次は同じ穴の横に2本連結して打ち込みました。更に少し離れた位置に2本連結と1本打ち込みました。

この時点で残りのアース棒は2本です。最後の場所は今まで同じ方向にずらして行きましたが最後は反対側へ打ち込みました。これで全11本使い果たしました。単独での計測は60オームを切ることはありませんでした。これを全部繋いでどうなるか、緊張の一瞬です。

島本さんの予測は良くて20Ω位かな、との見込みですが果たして...。

緊張のテスターのボタン押しは私が担当しました。その結果は26Ωでした。当初期待していた値までは行きませんでしたが元々から見れば約1/20ですから、結果は上々と思わなくてはいけないですね。最後の仕上げは5.5SQ線のアース線を2本使って管を通してオーディオルーム内の分電盤まで引き込むことです。流石に今までの2mmx2本よりは相当太い為これも一筋縄では行きません。でも何とか引き込み全てが完了しました。

さぁいよいよ音出しです。尤も質的には寝ぼけ眼の状態ですからこの場合は本質を見極めることしか出来ません。

アナログの状態で目一杯ボリュームを回してのS/N比の確認です。これは見事に変身しました。そう更に静かになったのです。

そこでLPの演奏です。約3時間電源オフしていたハンディはありますが音は別物でした。歯切れ良く分離し、高域の表情は更に良くなりました。透過性が良くなり、減衰の仕方が極めてなだらかに心地良いのです。

一聴するとドンドン普通の音になって行っているようですがこれは取りも直さず雑味が減って聴き易くなったと言うことですね。これまでは余計なものが乗っかって音作り(キャラクターを付けていた)をしていたのが減ったと言うことでしょう。化粧に例えて言うと薄化粧で素顔の良さがより良く発揮出来る様になったと言えると思います。

取敢えず本日の挑戦はここまでですが、島元さんの胸の内は後、数本横に打ち込むことで10オームの前半位まで行けるのではないか、と言うものでした。私自身初めての本格アース工事への挑戦でしたがこの状態での音には充分満足です、が未だこの先楽しめると言うのでは本当に止められませんね

次は何時かはこれから財布と良く相談して決めたいと思います。何せ「安い給料+年金」生活者ですから次から次への挑戦は結構荷が重いのです。

アース工事の写真は経過と結果を映しても殆ど意味を成さないので撮りませんでした。でもこの工事は大変な肉体労働だと思いました。私と一つしか違わないのに大した体力だと感心した次第です。

島元さん本日はお疲れ様でした。そして有り難うございました。次回は何時か分かりませんが又宜しくお願いします。

追伸:今回はアースの魔性の一端を垣間見せられました。Ω差がどの程度音に影響するかははっきり言って分かりませんがS/N比の改善とそれに伴う音の分離・高域のきつさが和らぐ・低域が団子にならずに放射される、等々良いこと尽くめです。

更に島元さんのお話によると海外製品を使っている場合はアースをキチンと取るべし、とのことです。

過日私のブログでも製品の生まれた環境に近い状態(電圧)で使ってやるのが一番良いと書いたことがありますが、アースに関しても日本の100V環境ではない諸外国の場合は絶対必要だと改めて教えられました。

アース値に付いてはそれぞれのお住いの環境に大きく左右されますので何が何でも一桁台を目指す必要もないと思いますが、全ての環境が最高の状態になった時は当然大きくモノを言うことでしょう。

でも私はそんな環境は中々得られないので少しずつ向上を目指せば良いのと自ずと限界の有るシステムの状況を判断すればもうワンランク上狙いで良しとしたいと思います。

それにしても今回の件は「目から鱗」でした。

<工事前の思惑>

先日数年振りにお会いした島元さんに表題の工事をお願いしました。

これまでも気になっていた部分ですが町の電気屋さんでは埒があかないし、と言ってこれだけのことで忙しい根岸さんにお願いする訳にも行かず、表立っては冷静を装っていましたが、内心忸怩足る思いがありました。

島元さんから4ヶ月程前突然連絡がありましてその中で近所に試聴室を作られ月の何日かはこちらで活動されておられると言うことが分かりました。

そして先日お越し頂いて現時点での音を聴いて頂き、その後で本件の工事をお願いすることとなった次第です。

今までのアース工事は普通のアース棒を一本打ち込んだだけです。しかも私のいない日にそれは終わってしまったので全く様子が分かりません

町の業者の方は特別なことを考えている訳はないので普通にやっただけです(説明してもそんなもの関係ないですよ、で終わってしまいましたから...)。

今度はその道の専門家ですし、当然、違った結果を出してくれると思いますのでやってみることにしました。

専門のアース工事を経験していないので断言は出来ませんが今の状態でもシステムのS/N比については何の不満もありません。でも先日久し振りにお聴き頂いた感想からも私は言葉の端々から未だ向上が期待出来そうだと直感した次第です。

曰く音がSPから出ている(音はSPから出るのは当たり前)。

アースの値次第ではSPの存在が消えて音がポッと眼前に浮かんで出て来るようになるとか。

良く言われる例えですが要するに音離れが良くなって来るのでしょうか。私はそれに近い状態は経験出来ていると勝手に思っていますが、これは工事の結果判明するので今は只管それ待ちと言うことです。

もう一つのメインブレーカーの交換は我が家を建ててから既に17年が経過していますのでこれは当然影響が出ると思います。

何と言っても全てのブレーカーの元ですから当たり前と言えば当たり前の話です。

これのネジも非磁性に変更します。島元さんの通常使用されているネジで長年の経験から作られたものだそうです。これはチタンでないことは確かです

アース棒は直径が12mmで長さ150cmのものを納得行く値が出るまで連結して打ち込む方法だそうです。

幾ら山でも数mも地中に入ればまともな土質に行き当たるような気がしますがどうでしょうか。一応10本用意して頂きました。

全部同じ場所に打ち込めば15mですが、恐らく同じ場所ではなくずらして打ち込むと思われますので最大深度は何mか、ですね。

予算がありますので納得の行く値が出るまでこれ以上本数を増やすことは考えていません。最大10本を利用して出る値を甘んじて享受するのみです。

私的には今以上の値は出ると思っていますのでそれがどの程度音に影響するかが楽しみなのです。

ひょっとして思い掛けず良い値が出る兆候があれば後日再挑戦と言う楽しみもありますが、今の段階ではそれは考えないことにしましょう。

何れにしても結果は工事が終わればハッキリしますので今はそれ待ちですハイ(10/4工事です)。

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