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2010年7月 6日 (火)

大相撲の不祥事について(3)

7/4、予想通りの処分が下された(予想通りと言うことは甘い甘ーい処分と言うことです)。

そんな中、解雇になった大嶽親方が「皆生活が掛っているんだから」...云々の発言があったが、そう言う風にしたのはどこのどなたよ、他人ごとのように言うことではないでしょう。

あなた方がやってはいけないことをやったことで回りがどれだけ迷惑を受け、協会そのモノの存続まで考えざるを得ない状況に追いやった。これだけの反社会行為をしたモノは本来当然除名ですよ。

これがどうして解雇止まりで一件落着になるのか委員会の出した結論にも首を傾げざるを得ません。・・・本当に構成員は有識者なのか、私には無識者集団に思えるが...。

ブレーキを掛けられない、リセットが出来ないそんな人は指導者の器ではない。現在居残っている人の中でもそのように自ら感じた人は即刻退職願を出してこの世界から退場して下さい。・・・レッドカード

理事長代行の人選についてもこの期に及んでも外部からより内部から起用すべきと言う声があったこと自体、何おか況やKYの極みでしょう。・・・どうしようもないε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…。

貴乃花親方の退職願は少々びっくりしたけれど、彼の性格からして内部から相撲界を良くしたいと言う気持ちが過日の理事選出馬に繋がった訳ですが、その時の有力な支援者が賭博に拘わっていたことへの責任を感じたのでしょう、と思っていたけれど実は違っていたのですね。

後刻分かった内容は琴光喜への嘆願でしたね。これにはちょっと首を傾げてしまいます。

彼がこれでは協会全てこの事態をまともに判断し、乗り切って行ける人材はいない、と言うことと同じです。

この願いが受け入れられないから退職願、と言うのは極めて短絡的な発想だ(後で撤回)。

理事長は無責任だと言って受理しなかったようだが、受理しなかったことはまともな判断だと思いますが、立場は違えど考えている次元が低過ぎるのではないか、彼辺りがこの先協会を引っ張って行くと見ていたが、どうも期待し過ぎていたようです。残念

もっと大所高所からモノを見て判断して貰いたい。期待しているからこそ厳しく言わせて貰います。

7/6にはNHKの放送問題に結論が出るようですが、私としては自粛して貰いたい。

やってもダイジェスト版程度で充分。調査で70%近い人が反対していることを無視して放送などしようものならまたぞろ視聴料不払い運動が加速し兼ねませんよ。

何れにしても7/11初日~7/25千秋楽までの観客の様子を関係者は良く観察し、翌場所以降に少しでも活かせるよう努力をして貰いたい。

が実態は関取連中の心に動揺が走っており、まとまな取り組みが期待出来ないのではないか、と危惧しています。私は最初から開催には反対ですが、ここに来て余計にそう思いました。

やる以上はこのままでは駄目だと思わせる位、徹底的に悲惨な場所(観客ガラガラ・内容に腹が立って座布団乱舞)になった方が良いと思います。ことここに至っても未だ大丈夫、と言った感じが関係者の間に見え隠れしていて悲壮感がまるで伝わって来ない。

今後の対応で全てが決まる。

それにしても解雇者(大関琴光喜)に退職金支給とは何と身内に甘い世界よのう。↑のように協会の屋台骨を揺るがすことをしたモノに温情...。ホンとさっぱり分かりません。

一般社会では考えられません。

今後の展開次第では刑事事件に発展する可能性だってあるでしょう。相撲協会は非常識協会です。判断がまともに出来ない。最早即刻解体し、ゼロからやり直すべき。

皆でやれば怖くない、ばれなければ良い、誰も注意する人がいない、こう言う甘えの体質から如何に脱却出来るかどうかがターニングポイントになるでしょう。

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