レコード収集ここがポイント・・・備忘録
これは’08.5.2にアップしたモノの要約です。
私が持っているモノはS.55の初版本でした。もう28年前になるのですね。当時は勿論LPが全盛の時代でよもやその後10年も経たない内にCDにとって代わられるようになるとは思ってもいませんでした。
この本は音楽の友社のON BOOKSと言うシリーズの文庫本の大きさのものです。価格は¥680.-でした。ネットで検索してみましたらアマゾンで第2刷以降のものが¥3,280.-で出ていました。勿論中古です。ヤフオクでも出ているようですね。何でも売り物になる時代です。
著者のかまち潤はS.22年生まれと記載してありますので私より一歳年上ですね。
著者紹介によると当時でシングル・LP盤合わせて5万枚以上の収集とか。ただし本人にも正確な数は不明と、さもありなん。
因みにこの本はON BOOKSシリーズの35冊目に当るようです。
それではいつもの様に目次の拾い読みスタイルで紹介します。
初級篇
1情報のチャンネルは広く、浅く
2ラジオ・テレビ・新聞・雑誌の利用法
3資料作りの第一歩はメモを取ることから始まる
4誤った情報、好みに合わない情報に惑わされるな
5良い音楽仲間を作ろう
6見栄、高望みは禁物
7聞くは一時の恥、聞きかじり、受け売りは禁物
8音楽仲間のコレクションを拝見する
9特定の音楽ジャンルやアーティストに拘りは禁物
10うまい収集家は自分の趣味趣向する音を早く発見する
11自分自身の耳で確かめよう
12楽しむことをすべてに優先しよう
13失敗を恐れてはいけない
14レコード店の上手な利用法
15レコードの内容は価格に無関係
16輸入盤、中古盤、その長所と短所
中級篇
17情報収集は積極的に広く、深く
18海外の情報にも注目しよう
19レコード店の広告も貴重な情報源
20レコード店の特色をつかもう
21探し物に応じたレコード店の開拓と利用法
22計画性、目的を持ってレコードを収集する
23足しげくレコード店をのぞく
24レコード・ハンティングに迷いは絶対禁物
25レコードはレコード店だけの取り扱い品ではない
26収集範囲を広げて冒険もしてみよう
27レコード店のエサ箱は必ず隅々までチェックする
28紛らわしいレコードの判別法
29輸入盤の上手な買い方
上級篇
30上級者情報とその入手方法
31海外への送金方法と通関税
32上級ハンターの参考文献
33海外からのレコード購入法
34レコード・カタログの集め方、見方
35海外でのレコード収集術心得
36量より質を優先したレコード収集
37一度狙った獲物は絶対逃すな
38コレクションの充実はしっかりした目的の消化から
39海外のコレクターと交流をはかる
40トレードも方法論のうち
41日本とアメリカのコレクターズ・ショップの相違
42海賊盤、その利点と注意する点
43特殊なレコードについて
レコードの保存、整理と分類、トラブル処理
44レコード収納ケース
45レコードの置き場所
46レコードの分類、整理法
47レコード盤の事故とその防止、処置
以上221頁(除くあとがき)の本です。著者の収集のジャンルは主にアメリカポップスですが本の中身はジャンルには関係なく活用出来そうな内容です。
私はこの本を買ったは良いが殆ど活用出来ていませんでしたね。
今更ですが気になるところは読み返して参考にしたいです。目次の拾い読みだけでも何となく分かるような気がしますけれど。
気になった方はアマゾンでも買えますので買ってみては。ただし、高いですね。
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