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2010年8月22日 (日)

オーディオ初級編~1980年代(1)

’80.8月に神田橋支店に異動しました。

この店は当時のオーディオのメッカ(今は昔?)と言われる秋葉原に近いです。ただし、残念なのは定期券をそのまま使えないルートだったのです(;´д`)トホホ…。

と言うこともあってか私は途中下車の出来るお茶の水のオーディオユニオンに足繁く通うようになっていました。

そこで紹介され、当時発足したばかりのガレージメーカーのフィデリックス社のプリLZ-12を導入しました。これも斬新な発想でそこにほれ込んで導入したのですが、音的には硬かったですね。

次にJBLの4343を買うことになりました。この時から私の改造が始まったのです。勿論全て自前でやった訳ではありません。

カートリッジ アーム  プレーヤ チューナー デッキ
XL-55 WE-308 RX-5000 ST-5130 3300X
JTR-Ⅲ       400DPRO
アンプ SP ヘッドアンプ    
M4 4343 フィデリックス    
LZ-12   モノタイプ    

お願いしてやって頂いたモノもあります。

手始めの4343の改造は内部配線材を全て交換して貰うことでした。これも今思えば私自身の知識・経験の無さに加え、お店も未だゝ経験不足な面は否めません。

今思うと配線材は被覆の硬いケーブルでした。とっても硬い音がしたのを覚えています(;´Д`A ```。

当然結果としては満足行くようなモノにはなりませんでした。これは改造だけの失敗と結論付けられないと思っています。・・・当時は4343の性能が我が家のようなキャパでは使い切れないと言うことが主たる原因だったと思っていました。

↑のように当時採用した被覆の硬い線材(圧縮度)が音にどう言う影響を与えているのか何て言うところまでは考えも及びませんでした。

まぁ、現在も矢鱈硬い被覆の線材が大手を振って歩いているようですが、硬く締め付ければ良いとメーカーは思っているのでしょうか。締め付ければ締め付けるほど音は硬くなります。

私自身もちょっと前まではその方が良いと信じて疑わなかったので偉そうなことは言えませんが...(;´Д`A ```。・・・経験者は語る、です。

さて、秋葉原では専らLPを購入していました。お店は石丸電気レコード館です(機器は前述のお茶の水のオーディオユニオンで殆んどを買っていました)。

定期券のフル活用は出来ませんでしたが途中までの区間はただなので大いに助かりました。

当時入口はマイクロの糸ドライブのRX-5000を使っていました。これは何を血迷ったかその後ダブルで回す何て言う今思うと顔から火が出る位馬鹿げたことをしました。

これは今も現役で評論家をやっているE川氏が推奨していたのでまんまとその言に乗っかってしまいました。それ以来E川氏の主張することは眉唾だと看破しています。

ハッキリ言って出来の悪い素人が実験するようなことを年老いた今も臆面もなく延々と続けている。

それを採り上げている雑誌社も雑誌社だが、商品とはとても言えないようなモノを大々的に販売している店まであっては何おか況やです。まさに噴飯モノです。

評論家と言う人種は略100%、メーカー、雑誌社の提灯持ちに過ぎないので余り信用しない方が良いと私は思っています。

特に70歳を過ぎて高域がどうの何て言っている評論家の御仁もおられますがおかしいと思いませんか。

幾ら経験が豊富だと言っても加齢により耳の特性は否応なしに劣化するのです。聴こえないモノを聴こえるように言われたらそれは最早幻聴と言わざるを得ない。違う世界の話です。即専門医に診て貰った方が良いと思います。

特に評論家の皆さんに共通しているのは木を見て森を見ず発言の何と多いことよ。これは言い換えれば、何の衒いも臆面もなくメーカーの提灯持ちであることを自ら吹聴しているのと同じです。

ハイエンド・システムを評価する訳ではないけれどとか何とか言いながら結果的に高額商品を如何に上手く言い包めて売るかと言うことに腐心している姿が見え見えです。

そんなハイエンド・システムの発するキャラたっぷりのコテコテサウンドを聴いても環境がプアであれば決して良い音楽は聴けません。ただプアだから、相殺されてバランスが取れているように錯覚しているのかも知れませんね( ̄ー ̄)ニヤリ。

済みません、少々熱くなり過ぎました。次回へ続きます...。

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