ＨＡＹＬＥＹ ＷＥＳＴＥＮＲＡのアルバム

今日紹介するのはＨＡＹＬＥＹ　ＷＥＳＴＥＮＲＡ（ヘイリー・ウェステンラ）です。通常はＨＡＹＬＥＹ（ヘイリー）と言われているようです。

アルバムはＨＡＹＬＥＹ　ｓｉｎｇｓ　ＪＡＰＡＮＥＳＥ　ＳＯＮＧＳ（’０８発売　ＤＥＣＣＡ）です（日本語タイトル：純～２１歳の出会い）。

ある人から教えて頂き購入しました。

財政状況厳しい折りなので少しでも支払いが分散出来るように、本当は８／１６に注文して決済を１０月にしたかったのですが、日々在庫状況を見ていると日毎に減って行くのです(；´Д`A ```。

最終的に１４日で残り１枚となったので止むなく注文しました。ﾟﾟ(´O｀)°ﾟ・・・９月の決済はチョイと集中し過ぎました。もうチョイだったのに．．．(´Д⊂ｸﾞｽﾝ。

と言うことでアマゾンに関しては本作（初回限定・ＳＨＭ－ＣＤ仕様）は在庫切れです。ただし、通常盤・中古はあるようです。

彼女は’８７、ニュージーランド生まれです。６歳の時に幼稚園の先生に絶対音感が備わっていることを教えられ、各種楽器を習うようになる。

’００に思い出作りとしてレコーディングを企画、その時スタジオのエンジニアにフル・アルバムを勧められ、１０００枚を製作発売したところ、またたく間に売り切れ、その評判がレコード会社に伝わることになり、地元のレコード会社と契約、’０１にデビュー・アルバムが発売される。

地元のポップ・チャートで４週連続１位となる。その実績と才能、ピュアボイスと可能性を評価されて’０３、イギリスのＤＥＣＣＡと契約、拠点をロンドンに移す。日本には’０３．１１にデビューしている。

これまでに様々なジャンルの歌を歌って来た。今回日本のポップソングが新たに加わったと言う訳です。

若くて可愛くてその上ピュアボイスとくれば言うことはありません。

１．アメイジング・グレイス　ｄｕｅｔ　ｗｉｔｈ　本田美奈子

２．ハナミズキ

３．雪の華

４．白い色は恋人の色

５．千の風になって

６．花

７．涙そうそう

８．翼をください

９．卒業写真

１０．時代

１１．Ｉ　ＢＥＬＩＥＶＥ

１２．白い色は恋人の色・・・ｂｏｎｕｓ　ｔｒａｃｋ：日本語ｖｅｒ

全体を通した感想は極めて心地良く耳に入って来る良い声です。ソプラノですが決して細過ぎず丁度良い太さを持ち合わせています。帯域によって不安定になることもなく素晴らしい歌いっ振りです。

１．アメイジング・グレイス　ｄｕｅｔ　ｗｉｔｈ　本田美奈子はケルト風のアレンジがされています。デュエットはバーチャルデュエットです。面白い趣向です。彼女の日本語は何の違和感もなく耳に馴染む。迫力があって今まで聴いた同じ曲の中でも一押しかな。ただし、本田美奈子が絡んでいるので今後別作品を買うことがあればデュエットなしも聴いてみたい。

３．雪の華は中島美嘉も良いがこう言う安定した声で聴くと又違った味わいである。

４．白い色は恋人の色はオリジナルのＢＥＴＳＹ　＆　ＣＨＲＩＳより余程良い。歌手としての資質が全然違う。

６．花もまるで自分のオリジナルのように歌いこなしている。とても良い。

８．翼をくださいも中々良い雰囲気で歌っている。元歌の赤い鳥とは比較してはいけない（爆）。・・・ＨＡＹＬＥＹの方が良い、と言うことですよ。

９．卒業写真は荒井由実とはまるで雰囲気が違うが逆にそれが良い。

１０．時代も中島みゆきとはおよそ掛け離れている。私は特別中島みゆきファンでもないのでこちらの方が聴いていて楽しい（爆）。

途中から日本語で歌っているがしっかりした日本語ですね。絶対音感だけではなく言葉の発し方もその国の人になり切っている。素晴らしい才能の持ち主だ。

１１．Ｉ　ＢＥＬＩＥＶＥは元歌の絢香を知らないけれど、この歌自体はとても良い。

１２．白い色は恋人の色・・・ｂｏｎｕｓ　ｔｒａｃｋ：日本語ｖｅｒは彼女の日本語の方がＢＥＴＳＹ　＆　ＣＨＲＩＳの日本語より上です。加えて歌は比較にならない。当然ＨＡＹＬＥＹの方が良い。

若いが実力は問題なし、今旬の歌声は如何でしょうか、って発売から２年経っています(；´Д`A ```。

どこまでも破たんなく伸びるピュアボイス、清涼感満点でこのクソ暑い（失礼）夏の夜も涼しく過ごせます（爆）。

追記

ケルト風で思い出しました。

彼女は一時期ＣＥＬＴＩＣ　ＷＯＭＡＮに加入しています。私はその中の１枚”Ａ　ＮＥＷ　ＪＯＵＲＮＥＹ”（’０７発売）　を持っています。メンバーを見ると確かにその名（ＨＡＹＬＥＹ）がありました。

通りで遜色のないケルト音楽が身に付いている訳ですね。納得です。