難民
難民、何て響きの悪い言葉だろう。
9/21夕方TVで放送されていたのは「買い物難民」と言うテーマだった。
地方都市での小さいスーパーや街の色々な店が撤退・廃業して市街地であっても特にお年寄りとかは買い物が不便になったと言う話です。
私が住んでいるような山間部とかはとっくの昔にこの範疇に入っていたと思いますが、今や市街地でも大型のスーパー等に集約されたことによる歩きで買い物に行ける距離ではなくなった、とか効率化の裏に隠された弊害が顕在化して来ているようです。
こんなことはちょっと考えれば分かることだけれど、長い間何不自由なく生活して来た人にとっては企業の競争原理に振り回されて誠に気の毒な話です。
翻って私のようなモノは一応色々と考えた挙句こう言う土地に住まうことに決めた訳なので事情は違います。
不便に優るモノがあるので「陸の孤島」とかは元より覚悟していたのですが、矢張り全てを検討し尽くしたとは言えませんでした。
我が家は階段が53段位ありますが、身体的な衰え等で上り下りがきつくなることも計算してはいましたが、最悪時のことは抜けていましたね(´;ω;`)ウウ・・・。
今後その辺をどうやって解決するか極めて大きなテーマとなってしまいました。
元に戻って市街地の買い物難民に対して地元のスーパーは買い物バスと称して無料バスを試験的に運行し始めたと言うことです。
昨日報道された場所は我が家ほどではないにしても坂の多い土地柄で特に高台にお住まいのお年寄りにとっての買い物は行きは良い良い、帰りは怖い、になってしまい、とても重量のある食材とかは買うことが出来ません。
バスの試験運行が先行き定期運行になればこれは朗報でしょう。勿論これで全てが解決される訳ではないけれど...。
又、地元でレストランを営業している方が週一、店内で朝市を実施したり、又他の場所では神社の境内で朝市を開いたりと努力している方もおられます。
現在、我が国は国民の約1/4が65歳以上と言われる高齢化社会となっています。今後ますますこの割合は高くなって来ます。
私は未だこの年齢には少し間がありますが、肉体的にはそれ以上か似たようなモノです。゜゜(´□`。)°゜。。
国もそうですが、企業も高齢化社会の実態を見据えて真剣に対策を講じないといけない時期になっています。・・・寧ろ遅い位でしょう。
皆何れその仲間になるのですから、俺は未だいいや、とか私も未だ大丈夫は通用しません。
現在の菅政権も口先だけではない社会福祉の充実を目指して頑張って貰いたいモノです。
金銭的なことは勿論ですが、日々の生活に直結した問題が山積しています。国民が疲弊しない国造りをお願いしたいものです。
国民が疲弊するとどうなるか、国は間違いなく滅びますョ。どおぉ~~ん
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