スーパーアナログディスク(2)・・・備忘録
これは’07.12.27にアップしたモノの要約です。
紹介するのは2枚です。
ボレロ・アンセルメ/フランス音楽コンサート「エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団とベートーヴェン交響曲第6番「田園」S・イッセルシュテット指揮ウィーン・フィルイハーモニーです。
先ずボレロ・アンセルメ/フランス音楽コンサートですが’63録音です。指揮者のエルネスト・アンセルメはこの録音の6年後に他界しています。でも85歳ですから長命ですね。しかし指揮者の年齢と体力の関係は私のような凡人には計り知れません。本当にスーパーマンですね。
このアルバムは名演中の名演であり、恐ろしいほどの旨みとオーソドックスなアプローチが光る演奏として以前から絶対的な評価を保ち続けている(ライナー・ノーツ)。
Ⅰ 1.ボレロ 2.交響的楽章「パシフィック231」
Ⅱ 1.交響詩「魔法使いのでし」 2.ラ・ヴァルス
ボレロはクラシック音痴の私でも知っている有名な曲ですね。弱音部の肌理が細かくて癒されます。そしてこの曲の様変する唯一の要素はオーケストラのクレッシェンドによってのみ行われている。量的変化だけで多様性を追求すると言う常識を超えた異色の発想がこの作品の構成理念となっている。
次はベートーヴェン交響曲第6番「田園」です。’67の録音です。
S・イッセルシュテットの指揮振りを表す言葉として「私は楽譜に書かれた作曲者の指示を忠実に守る趣味である」と言っている。このレコードにおいても特別な個性や色付けは全くない。
S・イッセルシュテットはこの録音の6年後に心筋梗塞の為、急逝しています。しかしベートーヴェンの交響曲全集を完成しておいてくれたのは不幸中の幸いであったと(ライナー・ノーツ)。
交響曲 第6番ヘ長調 作品68「田園」
この曲も出だしは私も良く知っています。後は...?
ここまで聴いていて我がSPは何とか持ち堪えています。でも小口径は余裕がない...。
未だキングのこのシリーズを少々聴いただけですが、こんなに素晴らしいのであればもっと沢山買っておけば良かった、と後悔しています(でも当時聴きもしないアルバムを20枚近く(ダブリあり)も良く買ったな、と思います。20年間只眠っていただけですから)。
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