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2010年9月11日 (土)

サーロジックSPシステムの音のイメージは!?

先日、匡体イメージが発表された後何度か村田さんにお話を伺い、そのシステムの可能性に思いを馳せ未だ姿・形も見えないのに益々その完成を首を長くして待っている「未だ見ぬ君(SP)に恋してる」伊豆の変な爺です(爆)。

その匡体もこれから実際に作って行かれる訳ですが、現在、その為の治具作りをされているようです。

尤もコンピュータによる精度の高い工作器具はあるでしょうが、村田さんにとってこのSPは大量生産販売の対象ではないのでそう言う器具への過大な投資は出来ない、と言う訳で↑のようなことをされています。

昔の大工を始め工作を生業とする方たちは全て自分用の治具を手作りされていました。

尤も市販されている質量ともに現在とは比較になりませんから必要に迫られてのことでしょうが...。

とは言え、現在でも市販のモノで全てが上手く行く程甘くはないのでこう言う作業が大事になって来ます。

さて、Midbassup630w760h1

イメージは←写真の通りですが、側面とかのフォルムについては村田さんの拘りが発揮されそうです。

単なる長方躯体ではないと言うことですね。

又各ユニットの周辺・後方の空気室に付いてもそれぞれ工夫が行われるようです。

それと最初の「ウーファ以上が同じ匡体にマウント」状態から別になったのは矢張りウーファの強大な振幅・振動による弊害を少なくする為のようです。

常識的に考えてもウーファとツィータ、スーパー・ツィータが同じ匡体にマウントされるのは問題が大きいことは分かります。

ツィータ以上の微細・微小信号がどれほどマスクされるかは容易に想像出来ますから...。

市販品はそこまでやってられない、と言うのが実情でしょう。

音的にはそれこそ村田さん自身が今までルームチューン等で見聴きして来た数多いSPシステムを通じて長所・短所を知り尽くした上での音決めになると思います。

最後に村田さんのエッセンスが加わりまさに村田マジックの真骨頂が発揮されることでしょう。

パワーについては最終的にはどの帯域も1KW以上を考えておられるようです。

常識的にはオーバースペックのような気がしますが、音のクリップ等を考えて最大限の配慮をしたいと言うことのようです(余裕が一番)・・・弁当箱では収まらなくなりそうです。゚゚(´O`)°゚。

又村田さん曰くセラミックはチンチンと茶碗の音がする、又高域に同じメーカーのユニットを使うとそのメーカーの個性が出易くなって来る等々、言われて初めて納得出来る音の捉え方をされています。

こう言う前提で私なりにどう言う音になるのか大胆に妄想を膨らませてみました。

記事↓は飽く迄も私自身の独断と偏見により勝手に妄想したモノですのでご承知置き下さい(爆)。

SPユニットの構成による推測

1.強大なサブウーファ・ウーファに支えられたエネルギー感満載のシステム(別匡体)。

我が家ではその下のスーパー・サブウーファは使用せず・・・家が壊れる可能性あるので。

写真はサブウーファに使用予定のAura NS12-784-4Aです。-4ANS12-794-4A

 

Aura250w248h1

 

Dc2txs154h140h1 ウーファは現在使用中のD.Cube2x2を帯域変更の上使用します(写真は別シリーズです)。

2.ミッドバス以上が同じ匡体↑にマウントされる訳ですが、空気室が必要なのはこのミッドバスだけになるようです。

ミッドバスの能力を最大限発揮出させることがポイントのようです。

3.このシステムの要はミッドレンジ(Volt VM752)ですがこのドームスコーカが村田さんの惚れ込んだ最大のユニットでもあります。

4.ツィータ、スーパー・ツィータは同じメーカーのユニットとしない。

ここにも村田さんの拘りがあります(写真のスーパー・ツィータは最終的には勿論何れか一方になります)。

5.又、スーパー・ツィータは20千Hzまでとしています。

このデータは普通のシステムでしたらツィータの領域ですね。

私は今までも言って来ましたが、村田さんも同じような考えでこれ以上の帯域は意味がないとしています。

楽器の倍音を考えても人間の聴力を考えても悪戯に伸ばすのはメーカーの意図的な企画であって高額化に繋がるだけの弊害そのモノです。

そんなことにうつつを抜かす余力があるのでしたら、他にやることが一杯あるだろう、と言うことでした。

まさにその通りだと思います。

以上のような構成を前提にして私は大胆に妄想を働かせてみました。

つまり、このSPシステムは

一言で言えば柔と剛を併せ持つ対応力の大きいシステムです。

時には野生の獣のような獰猛さ・猛々しさ・凄みを感じさせつつ一方では天女のような微笑みも併せ持つ言ってみれば「美女と野獣」の相反する部分をきっちりとカバー出来る極めて奥が深く幅の広いシステムと想像します。

ソースの魅力を引き出すに当たっては何も引かず、何も足さずにそれを可能ならしめるポテンシャルを持ったシステムと言えるでしょう。

当然そうなれば今までおやっと思った気になるソフトも判定の根拠が崩れる訳なので捨てられません。

村田さんプロデュースの渾身の作となるに違いありません。勿論この能力を最大限発揮させ得るのは最高のオーディオルーム(=オーディオルームキット使用)での使用なのでそこのところがちょっと辛いです...。゜゜(´□`。)°゜。。

追記

実は未発表のもう一つのシステムの構想があるようです。

これはヴォーカルを中心に聴く場合は最高のシステムだ、と村田さんは言っておられます。

ドーム型、ホーン型、そして第三のシステム何れもそれぞれの特徴があるのでひとつで全てを満足させることは適いません。と言っても市販のレベルの話ではありません。もっともっと高い次元での話ですが...。

私はガツンと来る音も聴きたいし、陶酔して体が融けてしまいそうな三次元の(女性)ヴォーカルも聴きたい。

そう、本音は(ドーム型・第三のシステム)両方欲しいのだ。・・・生き永らえていれば買える日も来るかな...(爆)(最初は勿論、ドーム型です)。

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コメント

otoさん、今日は。
>天女の微笑みと、時には野獣の猛々しさの凄みを併せ持つSPとは堪らないくらい完成が待ち遠しいですね。
本当に待ち遠しいですね。ただ、このイメージは私の独断と偏見から想像したモノで実際は想像を遥かに超えたモノになる可能性の方が高いでしょうね。
今から大いに楽しみです。生きる励みになります。(爆)
>それと話には聞いていた第3のシステム。
モノ自体は過去既に完成しており、現代における新バージョンを作ることと、DSPの開発に時間がかかるのは止むを得ないですね。待ちましょう。(爆)
>音楽に興味の無い方でも自然に涙が出てくるそうです。 あぁ 両方とも聴いてみたい!
現時点ではotoさんの部屋で聴くのが最高でしょうが、そうでなくても充分にその良さは味わえそうですから、虜になる人は増えそうですね。
失禁して失神しそうですね。(爆)

投稿: EVA | 2010年9月11日 (土) 09時35分

天女の微笑みと、時には野獣の猛々しさの凄みを併せ持つSPとは堪らないくらい完成が待ち遠しいですね。 それと話には聞いていた第3のシステム。DSPの開発に時間がかかるそうで早くても2年以上とのこと村田氏ご本人からお聞きしています。音楽に興味の無い方でも自然に涙が出てくるそうです。 あぁ 両方とも聴いてみたい!

投稿: oto | 2010年9月11日 (土) 09時08分

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