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2010年10月 5日 (火)

MILES DAVISのアルバム(1)・・・備忘録

今日紹介するのはMILES DAVISのWE WANT MILES(’82発売 CBS)です。

Ⅰ 1.JEAN PIERRE 2.BACK SEAT BETTY

Ⅱ 1.FAST TRACK 2.JEAN PIERRE 

Ⅲ 1.MY MAN’S GONE NOW

Ⅳ 1.KIX

お薦めはⅡ 1.FAST TRACK です。

この輸入盤の入手には随分と時間が掛かりました。その分期待は大きいのですがさて結果は如何に!!

外面(ジャケ)の違いは輸入盤の方がバックの黄色が少し濃くてマイルスの肌は逆に褪せている感じ、でも音とは何の関係もないのだ

輸入盤は2枚のレコードの表示がSIDE1~4と続いているのに対し、日本盤はRECORDⅠSIDEA、B RECORDⅡSIDEA、Bとなっていることですね。私の持っている日本盤はたまたま同年発売の謂わば日本盤のオリジのようです。ライナーは野口久光氏です。

前置きが長くなりました。

聴いた曲はオリジで言うSIDE3の曲、MY MAN’S GONE NOWで同じレベルで聴いたのですが音の深みが全然違う、盤面の状況はどちらも似たり寄ったり(先ず先ずの状態です)ですが、ここまで違うと逆に聴かない方が良かったかなー、とも思える程の凄い差なのです。

執念深く追い続けて入手した甲斐はありましたがとても困ったちゃん、です。他の気に入ったものでも矢張りオリジ狙いとなるとこの不況下とても資金が続かない。まぁこの際はじっと我慢の子に徹するとしよう。でも何故の疑問が大いに残ります(日本盤でも再発モノでもないし)。

私は昔から何の根拠もないままに新譜を買う際は出来るだけ輸入盤を買うようにはして来ました。今回のように同じものを入手して聴き比べたこともないではないですが改めて実感した次第です。

一度聴いただけでは思い入れの可能性があるので再度聴き直しました。日本盤は音の線も細いし、音もヒステリックだ。何てこった。これは全く別物だ。

全てが輸入盤>日本盤とも思いませんし、そもそもLPにしろ、CDにしろ製造過程で如何様にもコントロール出来るのでそれが分かった今は単に別モノと思って扱っています。

特に私のように財政事情の逼迫したモノはそれなりに対処した方が賢明と自らを納得させています(爆)。

特にリマスター盤とか高品位盤(例:ガラスCD)とかはそもそも同じモノと見做す方が無理がある。メーカーの高付加価値路線に乗らないようにしたいものです。

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