モスキート音効果・・・備忘録
加齢による耳の劣化を利用して活用している話です。
人間の耳は加齢と共に高域から聞こえが悪くなるとは昔から言われていましたし、私もこのことは知っていますのでいつまで満足の行くオーディオライフが送れるのか正直心配です。
ですから昔のステレオ機器の周波数帯域も精々15000hz位まで出ていればOKのような感じでその帯域がフラットになるよう製品作りをしていた訳です。
昨今はツィーターの上に更にスーパー・ツィーターなるものを置き、超高域を狙った製品~これがやたらめったら高い、と来ているが~もあるようですが果たしてそんなものが必要なのでしょうか。
と言うのは表題のモスキート音を利用して深夜の若者が公園で悪行三昧を繰り返しているのに業を煮やし、公園管理者が思い付いたのがこれの導入でした。・・・現代版「桃太郎侍」(’76頃のTV時代劇)ですね。・・・これが分る人は勿論モスキート音を聞かせても不快とは感じません(爆)。
この音の発生装置は17600hz以上を出して不快な音で撃退すると言うものですが、これが20歳代を境に上の世代には聞こえない、と言うところから注目されたようです。
20歳代以下の「公園で悪行三昧を繰り返している」バカ者、失礼若者に対してこの音を流すことで気分を害させ、退散させる目的のようです(実効が上がっているかどうかは微妙で死角もあるようなので)。
さてもう一つカラスの撃退にも高周波は効果があるようです。周波数帯域のレベルは同じ程度なのかどうかは知りませんが。
さて振り返ってオーディオと言う趣味に当て嵌めてみますと、ハイエンドシステムをお持ちの方にはこのスーパー・ツィーターとやらをお持ちの方も多いようです。
何と言っても高齢のオーディオ評論家の方に大変多いのでびっくりです。本当に効果が分かっているのでしょうか。単独で聴けば30歳代以上は聞こえないものだし、オーディオマニアと言う人種には多分30歳未満の人は皆無に近いでしょう。・・・何と言っても絶滅危惧種に近いので...。
私はたまたまこのモスキート音による撃退の記事を見聞きしてそのように感じた次第です。
誰が使おうと私には一向に関係ない話ですが、少なくともオーディオマニアと言う方達の部屋には不要なものと思いますが如何でしょうか。一度原点に戻して確認されて見るのも良いかも...。
過日TVで実験をしていました。20代、30代、40代、50代、60代と実験をしていましたが、私はモノの見事に60代の音が聴こえました(しか聴こえませんでした)。
要するにそれ以外の年代が聴こえる高域は聴こえないと言うことです゜゜(´□`。)°゜。。
サブウーファを加えることで高域にも影響を、逆にツィーターを付加することで低域にも影響することは分かりますが、モノには限度、風呂には温度の言に倣って程度を弁えよ、と言うことではないでしようか。
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