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2010年10月10日 (日)

オーディオ中級編(下)~1980年代(8)

この後、矢継ぎ早に改造ラッシュとなります。

少しづつ分けて書いて行きます。

先ず、アームですがやっと終のアームに巡り会いました。

フィデリティ・リサーチ社のFR-64fxです。しかしこれをそのまま使う積りは毛頭ありません。

前回記事のコードが完成したのに伴い、私はこのコードの中身(芯線)を利用してこのアームの配線を変更することを思い付きました。

と言っても私にそんな細かい作業が出来る訳もないのでそこでソノボックスの社長にお願いして同社のSX-8シリーズの能力を最大限発揮すべくアームの改造をお願いしたのです。

社長も始めてのことなので相当神経を使ったようですが、程なく完成しました。

アーム内の配線は例のコードの芯線を利用し、アームの動きが滑らかになるように駆動部は一旦外に出して迂回させ回転を邪魔することのないようにして貰いました。

そして軸受部に再度入るように穴開け加工してあります。

私はこのアームをお化けアームと命名しました┐(´-`)┌。

アナログ終焉まで私のプレーヤシステムの重要な一員となったのです。

その後同じアームで配線材をアーム内を貫通したバージョンも作って貰いました。一応予備としてだったのですが、その必要もなくなったので後年手放しました。

一度も使用していませんので音質の差は分かりませんが見た目はこちらの方がずっとスッキリ・スマートでした(爆)。

この時のプレーヤシステムはVTT-1(改造後)+駆動用発信器(オシレータ)+A3700(駆動アンプ)+FR-64fx+SX-8シリーズのラインナップです。

カートリッジ アーム  プレーヤ パワーアンプ 電源
SX-8SS FR-64fx VTT-1 A3700 VACx7
アンプ SP      
A3600x2 4A70      
名無しプリ        

私のオーディオライフの最初の絶頂期でしょう。

1.プレーヤによる音の変化

2.プレーヤ自体の改造による音の変化

3.駆動用発信器を専用としてバージョンアップ(当初はモーター部は1ユニットでした)

4.駆動アンプによる音の変化をこの後知ることとなる。

5.FR-64fxのアーム内配線材の変更による解像度のアップ。

6.SX-8シリーズのバージョンアップによる更なる音の深化

この時点で終わっていれば極楽でした、でしょう(爆)。

因みにこのアームは今でも我が家にあります。VTT-1用と言うより、SX-8専用にしてありますので他のカートリッジではバランスが取れない等使用出来ませんのであの世まで持って行く予定です。勿論SX-8SSSと一緒に...。

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