音楽の花園
音楽の花園、何と言う響きの良い言葉でしょう。ちょっと聴きには何やら怪しい向きに捉えられるかも...(爆)。
花園・・・新宿の花園神社に隣接する歌舞伎町にはゴールデン街があり、ここにはかつて「プーさん」と言う飲み屋がありました。
又、茨城県の北茨城にも花園神社があり、ここはかつて私が東京に住んでいた頃何度か紅葉とか自然を楽しみにドライブがてら行った場所です(全国には同じ名称の神社って多いのでしょうね)。
周辺はのどかな感じでこの辺りも今の伊豆同様、終の棲家の候補地と考えたことがあります。
ぁ、これはその話ではありませんね(;´Д`A ```。
今日の標題の花園は我が家の庭にある草木とオーディオの関わり方がそうあって欲しいと願って付けただけのタイトルです。
期待された方にはお詫び申し上げますm(_ _)m。
本題は村田さんの集大成とも言えるデモルームとDSPドライブシステムSPの完成を首を長くして待っている一人としてその心地良いサウンドを醸し出すだろう出来栄えを想像して花園に例えたかったのです。
村田さんのことはご存知の方も多いと思われますし、otoさんが履歴をブログに載せるべく只今村田さんに鋭意取材中でもあります(前篇はアップ済み)。
デモルームに関しては私は導入が無理なので今のこの部屋を出来るだけチューンナップして行くだけです。
現状我が家の音に関して言えば、私は全然満足していません。
特にSPの限界を痛切に感じています。
最大の限界は我が家の空間容量とのアンマッチです。
私が聴きたい音量で平気で聴けるレベルでは決してないからです。
通常ですと問題はありませんが、もうチョイ音量を上げて聴きたい、と言うソフトもあります。そう言うモノを聴く時は矢張り緊張を強いられます。つまり荷が重いのです。
無理をして破たんさせては元も子もない。現状は買い買える余裕もないので...。゜゜(´□`。)°゜。。
現状のSPは村田さんのSPシステム導入までは繋ぎとして聴き続ける必要があり、きちんとバトンタッチして貰う必要があるからです。
空間容量が大き目なので少々音量を上げても大きくなったと感じ難いのです。で、上げて行くとSPが悲鳴を上げると言うことになります(;´Д`A ```。
昔住んでいたマンションのような天井の低い容量の小さいスペースだと全く問題はないでしょう。
上げ過ぎると別の面での問題は起きますが。
そう、マンション内での殺人事件です。近隣住人の音量に対しての不満爆発と言ったところでしょうか。
これも隣か階下かは分かりません。骨伝導でどこへ振動が伝わるか分かりません。
勿論1軒ゝ確認すれば分かるかも知れませんが、普通そんなことは先ずしないでしょう。
その意味では私は昔はSPは小型でしたからそう大きな音は出せないし、出していなかったと思います。
それが私自身のフラストレーションとなって今の自宅を建てる切っ掛けとなった訳ですから...。
と言うことでデモルームの導入はさておき、SPシステムについては首を長ーくして待っている訳です。
村田さんには我が家へは既に10数回来て頂いております。その最後辺り(3~4年前のこと)来て頂いた時、村田さんがボソッとSPを作るかも知れない、と言われたのです。その時は村田さん自身デモルームの発想はありませんでした。なおSWは既に販売中で私も導入済みでした。
その時は私自身半信半疑でしたが時間が掛っても実現すれば良いなーとは素直に思っていました。
でもその時から数年、一向にその話は進展しませんでした。
そんな時私の周辺で、あるSPの存在が気になり始めた訳です。それがDD66000であり、S9900だった訳です。
無謀ではあるがそれを目指して予定をし始めた頃、昨年の今の時期かそれとももう少し後だったかは今となっては忘却の彼方ですがデモルームの構想も固まり、そこで使うシステムも当初は付き合いのある販売店等から借り出してやることも考えられたようですが、矢張りそう言う適当なことは村田さんの性格からして納得の行くことではなかったのでしょう。
ついに数年前に言われた自前のSPを作る、しかも今度はアンプ関係から全て自前のDSPドライブシステムSPと言うものです。
入口以外は全て自前になります。
そう言う話であれば私も即宗旨替えをせざるを得ません(爆)。
と言うことで只今準備中のシステムの完成を待っている訳です。
最悪、完成を待たず私があの世へ召されることも確率として充分あります。その場合はそれも運命、と言うことで諦めるしかありませんが、期間は短くても何とか聴いてみたいモノだと思っています。
さて花は姿・形・色・香り・適地・原産地と種ゝ多様です。この花と同様、これから開発されるSPシステムは音楽ソフトに刻み込まれている多様さを余すことなく表現出来るモノであると私は信じています。
我が家の内と外の両方を多様な花で埋め尽くしたイメージ、これが私の言う「花園」ですが、つまりは現世の極楽浄土=花園で思う存分余生を過ごすことが出来れば本望だと思っている今日この頃です。
追記
大河内傳次郎と言う昭和初期のトーキー時代の時代劇の名優がいます。私と同世代以上の方には懐かしい名前だと思います。
時々林家木久扇と言う落語家がモノマネをしていますが、何を言っているか良く分かりません。オーバーに捉えているからだと思いますがそれほどに個性的な役者さんでした。
丹下左膳は当たり役でしたね。
京都嵯峨野(嵐山)には広大な大河内山荘(2万平方m)もあります。
唐突にこの名前を出したのは実は村田さんは親戚に当たるのだそうです。以前ご本人からお聞きしました。
面影も何となく似ています。私は京都の桂に4年ほど住んでいました。今から40年ほど前のことです。
とっても近くにこう言う素晴らしい山荘があることは知ってはいたのですが、若い頃はこう言うモノは趣味の対象外だったので一度も行ったことがありません。。゜゜(´□`。)°゜。
それが少々残念です。今だったら勿論行きますが、逆に遠くなってしまって行けません。
村田さんの仕事振りを見ていると本当に他の追随を許さない、そう言うところが血の系譜として似ているような気がしたので書いてみました。ご本人がどう思っているかは分かりません。
大河内山荘はご本人が亡くなるまで約30年掛けて自らコツコツと作り上げられたそうです。
私の庭とはスケールも中身も比較する必要のないほど違いますが本当にどでかいことをやる人がいるモノだと思います。
オーディオも庭もそう言う意味で手が届かない果てしなく大きな素晴らしい目標があることは生きる励みになります。
もうチョッと頑張って生き延びよう...。
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