THE GREAT JAZZ TRIOのアルバム(1)・・・備忘録
今日紹介するのはTHE GREAT JAZZ TRIOです。アルバムはAUTUMN LEAVES(’02発売 VILLAGE)です。
メンバーはハンク・ジョーンズ(p)、リチャード・デイヴィス(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)です。
この当時私は全くLPから離れていたのでCDを買っていました。今思うと買っていただけ良かった、と思っています。
それ程このアルバムは納得の行くものだとつくづく思いました。
1.枯葉
2.イエスタディズ
3.リズマニング
4.ブルー・ボッサ
5.A列車で行こう
6.サマータイム
7.キャラヴァン
8.シックス・アンド・フォア
9.マイ・ファニー・ヴァレンタイン
10.バイ・バイ・ブラックバード
この3人の巨人が一堂に会してレコーディングしたのは今回が初めて。
ハンクとエルヴィンは兄弟ではあるが滅多に共演しない間柄で今回のレコーディングは略10年振りの顔合わせだ。
これは兄弟であっも音楽性が全く異なることが原因でもある。
がこの企画を立てたプロデューサー伊藤八十八はハンクと旧知の間柄であり、”予期せぬ緊張とスリル”をもう一度体験しないか-という熱心な提案にハンクは最終的に合意したようだ。この時ハンクは84歳です。
全曲素晴らしいのですが中でも
枯葉はエルヴィンのサポートで新たな伝説を齎したと言って良い。今までこれ程までに荒々しく演奏されたことがあっただろうか。
リズマニングで聴かせるリチャードのウオーキング・ベース・ソロには参ってしまう。
A列車で行こうではエルヴィンの究極のドラム・ソロが聴かれる。この怒涛のような響のドラム・ソロはエルヴィンの真骨頂。これは素晴らしい!!
一方サマータイムで聴かせるエルヴィンの繊細なサポートも絶品だ。
バイ・バイ・ブラックバードで聴かれるリチャードの弓弾きとピチカートで弾き分ける妙技に脱帽。
返す返すもLPを購入しなかったのが悔やまれます。
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