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2010年11月10日 (水)

松尾和子のアルバム

先ずは夜のため息(’66.12発売 日本ビクター ¥1,500.-)です。

A 1.いそしぎのテーマ 2.想い出のサンフランシスコ 3.いとしのヴァレンタイン 4.あなたと夜と音楽と 5.セ・シ・ボン 6.蜜の味

B 1.ゴールデン・イヤリングス 2.イエスタデー 3.イパネマの娘 4.星降るアラバマ 5.フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン 6.ラブ・ミー・オア・リーブ・ミー

流石に古いので若干ノイズが気になるところもありますが、音は新鮮ですね。

次は知りたくないの(’67発売 日本ビクター ¥1,500.-)です。

Ⅰ 1.知りたくないの 2.ウナ・セラ・ディ東京 3.銀座ブルース 4.女の恋ははかなくて 5.別離 6.カスバの女 

Ⅱ 1.ワン・レイニー・ナイト・イン・東京 2.想い出のソレンツァラ 3.涙と雨にぬれて 4.ローマの雨 5.爪 6.赤坂の夜は更けて

次は再会(’72発売 ビクター音産 ¥1,800.-)です。

A 1.再会 2.東京ナイト・クラブ 3.銀座ブルース 4.女の意地 5.熱海ブルース 6.お座敷小唄 

B 1.誰よりも君を愛す 2.再会の朝 3.赤坂の夜は更けて 4.爪 5.ウナセラディ東京 6.グッド・ナイト 

東京ナイト・クラブはフランク永井とそして銀座ブルース、お座敷小唄、グッド・ナイトはマヒナスターズとの共演ですね。

次は松尾和子とため息と夜(’72発売 日本ビクター ¥1,800.-)です。

Ⅰ 1.ひとり寝の子守唄 2.知床旅情 3.夢は夜ひらく 4.港町ブルース 5.赤と黒のブルース 6.長崎は今日も雨だった

Ⅱ 1.雨の御堂筋 2.遠くはなれて子守唄 3.盛り場ブルース 4.別れの朝 5.好きだった 6.再会

このLPは当時の私のリファレンス盤として愛用したものです。従って使い倒した時のことを考えて2枚持っています。

彼女のヴォーカルは甘くてけだるい感じが好みの分かれるところでしょうが、中でもⅠ面の「ひとり寝の子守唄」は絶品と評価して当時は繰り返し何度も聴きました。今は?。少しは私自身が老成したのかな...。

彼女自身の持ち歌で収録されているのはⅡ面の「再会」だけです。後は全てカバーです。

全体の評価は今でも矢張り良いと思っています。

次のアルバムはラプソディー(’75発売 ビクター ¥2,000.-)です。

A 1.夜明けのラプソディー 2.若い人 3.人情夜曲 4.夜のかげろう 5.コップいっぱいの話

B 1.オレンジ色の女 2.ひとりあるき 3.哀願情歌 4.出船 5.放浪の子 6.らせん階段   

常識的に言って意表を付く組み合わせですね。でも松尾和子の歌唱は泉谷しげるの詩を充分に理解して歌い上げており、聴くものをその詩の世界に引き込んでしまいます。

今までの松尾ワールドから大きく飛び出した意欲作ですね(最近の泉谷しげるの別の世界での活躍振りとギャップがあり過ぎて何と言って良いやら...)。

最後はSTAR DUST(’79発売 ビクター音産)です。

Ⅰ 1.STAR DUST 2.OVER THE RAINBOW 3.LOVE LETTERS 4.'S WONDERFUL 5.JOHNNY GUITAR 6.YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC 

Ⅱ 1.MY FOOLISH HEART 2.TENDERLY 3.I'LL NEVER SMILE AGAIN 4.ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET 5.EAST OF THE SUN 6.GOOD-BYE 

ジャズナンバーのLPです。元々彼女はジャズを歌っていたのでフィーリングには全く問題はありません。寧ろ彼女の持つ独特なアダルトな雰囲気を漂わせた極上のアルバムに仕上がっています。今聴いてもとても新鮮な感じがします。

素晴らしい!

他に

愛と別離(’70発売)

があります。

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