オーディオ中級編（下）～１９８０年代（１８）

’８６．６には中央沿線の荻窪支店に異動しました。

この年にドライブのお供に使う為、カセットデッキを購入しました。

勿論中古です。ティアックのＣ－２と言う機種です。これでＬＰから好きな音楽をダビングしてドライブのお供にしました。

私自身、気に入っていましたので可なりの本数のテープを作りました。２００本位作ったのかな。

これも現在は全てヤフオクで処分して手元には一切残っていません。

そしてソノボックスのＳＸ－８の最終バージョンと言うべきＳＸ－８ＳＳＳ（内部ボディ一体型）を作って貰いました（’８６．７頃）。

私は勝手にこのモデルをＳＸ－８ＳＳＳと命名しました。大きく分けて３度目のバージョンアップだからです。

私は一ユーザーですから、作り手にこのタイプは私だけにして下さい、等と言う様なことはお願いしたことはありませんが、アームとのバランスもあって多分他にはないと思います。

内部ボディ一体型でヘッドが重い（尋常ではない）のでバランスがとり難いのです(；´Д`A ```。

アームはバランスがとれるように特注のおもりを作って頂いたのです。

私もこれが最後のカートリッジとしてその後アナログ終焉まで使い続けました。当時これを含めて３台持っていましたが、現在はこの最終バージョンを除き私の手から離れています。

今のシステムで使うことは出来ないので比較のしようがないのですが、気持ちはオーディオ史上最高のカートリッジだと思っています。

作られた社長は既に鬼籍に入られているので今後も作られることはないし、私は使用出来なくても私自身も社長に倣ってあの世まで持って行く所存です。

社長との思い出は沢山あります。

自宅は鎌倉なので距離的にもそれほど遠いと言う訳ではなく足繁く通ったモノです。

私はいつかの年、夏頃だったと思いますが、一ヶ月の１／３位行っていたことがあります。

計算上は毎週と夏休みを利用してと言うことだと思います。

社長は自宅の側にカートリッジを作る工房をお持ちでした。その一角は又、貸しアパートでもありました。

鎌倉では夏、海上花火を打ち上げていまして私は初めて間近にそれを見て感動したモノです。

本当はその迫力ある低音の響き、まさに体を揺すられる響きに感動したのですね。振動が海面を伝わって砂浜にいる私に襲い掛かって来たのです。

ああ言う振動を体験するとオーディオ何て屁みたいなモノですね。（爆）多分その時に泊めて頂いたのがアパートの空き部屋の１室だと思います。

又、別の時期だと思いますが、母屋の２階に泊めて頂き、ゆっくりと過ごしたこともあります。

ここから箱根も近いので社長の良く行っている温泉まで入りに行ったこともありますね。

今思い出すと本当に懐かしいです。

カートリッジ	アーム	プレーヤ	パワーアンプ	電源
ＳＸ－８ＳＳＳ	ＦＲ－６４ｆｘ	ＶＴＴ－１	１５６９Ａｘ２	ＶＡＣｘ７
				１１７Ｖトランスｘ４
アンプ	ＳＰ
１５６９Ａｘ２	４Ａ７０
名無しプリ