オーディオ中級編(下)~1980年代(16)
次に買った1569A2台はVTT-1用です。
これも前の2台と同様に改造し、A3700に替え繋いでみました。ここで飛んでもない事実を知ることとなるのです。
カートリッジ | アーム | プレーヤ | パワーアンプ | 電源 |
SX-8SS | FR-64fx | VTT-1 | 1569Ax2 | VACx7 |
117Vトランスx4 | ||||
アンプ | SP | |||
1569Ax2 | 4A70 | |||
名無しプリ |
駆動用のアンプの変更で出て来るサウンドが滅茶苦茶変わってしまったのです。どう変わったかって。
音の力感がまるで違うし、エネルギー感が凄いのですね。
信号が経由する訳でもないのにどう言うことでしょうか。私には説明出来ません、でも凄い変化です。まさにやった人にしか分からないでしょう。
製作者からはトランジスターよりも真空管の方が効果が良く出ると思いますよ、と言う助言は頂いていましたが、これ程とは思いませんでした。
前も真空管アンプだし...。改造内容は基本的に同じです。違いはアンプそのモノのポテンシャルの違いと今回はモノラル駆動としたことです。
この音の差を知った時は飛び上がらんばかりに本当にびっくりし・嬉しかったですね(爆)。
この後1年半ほどはこの状態が続きました。その間、この機種を予備用にと更に4台探し回って買い求めました。
何と言っても製造から年数の経っている機種です。しかもアメリカ製ですから日本とは湿度が違います。トランスが駄目になる可能性も大です。
と言うことでパワートランスの未使用品をWEとかアルテック専門の中古ショップから2台見付けて買いました。結構良い値段でした。これは結局使うことなくその後こちらへ転居した後売却しました。半値以下で...。不要品は処分するしかありません。。゜゜(´□`。)°゜。
でもこの時のモーター駆動のパワー・質の違いが音にモロに影響することを知ったことが後のアナログ回帰した時の分電盤工事にも活きて来ました。
中身は違っても質的な変化は充分あり得ると言うことを確信していたことです(経験していない方は当然分かりませんね、だから半信半疑だし踏ん切りがつかない)。
要するに100V→200Vへの変更です。
こればかりは各人の環境も違いますので説明は出来ませんし、その必要もないですね。
能書きは不要です。つまりやった人だけが分かれば良いことです(爆)。
この時点でパワーアンプ=電源=力強さ=エネルギー感と言うモノの重要さを学びました。
と言ってもこれから分電盤への応用には随分と時間が掛っています(爆)。
理由は環境の整備が進まなかったので効果の引出に自信が持てなかった為です。
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