楽しい悩み!!
標題の件は私のことではありません。
実は北海道のotoさんのことです。数少ないオーディオ仲間が今、アンプで悩んでいます(爆)。
その発端は何か分かりませんが、パワーアンプって、とどのつまり電源だからその強力なモノを欲しかったのでしょうね。
今彼はアキュフェーズのA65を使っています。未だ購入して半年位ではないのかな(違っていたらご免なさい)。
で、相対的に文句はないのだけれど何か違うのだとか...。これは何と比較して違うのかは本人にしか分かりませんが、思い当たる節はあります...。
で、先日彼から電話があって暫しパワーアンプのことで話をしていました。
以前、彼の使っていたマークレビンソンのNo.29Lは出力が少なかったけれど味わいがあった。問題はレモピンだったので止むなく交換した。
その後中古のチェロを導入してそれは今までで一番の表現を演出してくれたパワーアンプだった。が、しかし中古の怖さ、その後不調に陥った。現在の私のような体調不良の比ではなくご臨終一歩手前だったようです(ひょっとしたら一緒かも...)。
その時の燃え尽きる寸前の最後の力を振り絞って演じたその表情が何とも言えない素晴らしいものだったと言うのです。
でも、これの修復は叶いませんでした。彼もそれに懲りて中古は止めて新品のアキュフェーズに替えた経緯があります。
中古は怖いが聴き込むにつれてアキュフェーズの音には魅力が感じられないようで悶々とした日々を送られていたようです。
で、↑の件で私がマークレビンソンのNo.27Lを使っている訳ですが、彼は今まで同じNO.29Lだとばかり思っていたようです。
と言うのは常にレモピン接続で不具合が生じたので手放した、と言っていたのが私も気になって確認したところ機種の違いが判明した次第です。
私のNo.27Lはレモピンとバランスが付いているのでどちらでも選択出来ます。尤もマークレビンソンの推奨はレモピン接続のようですが、現在のように太いケーブルを使う時代、あの細いピンでは不具合が生じても何ら不思議ではありません。
私はそれを嫌って敢えてパワー・プリともマークレビンソンですが、バランス接続しています。
尤もプリと他の機種との接続は全てレモピンですので少しでも負荷が掛り難いようにケーブルの保持状態を考えて取り回しています。
話が脱線しました。
そこで彼は今のSPが4Ωと言うことなので矢張り出力不足が原因と気付き、パワーアップを思い立ったのです。
と言って私と同じものであれば当然又中古の世界なので翌日(1/6)早速行動に移されて今借り出し中のマークレビンソン532Hを聴かれていると言うことです。
私も彼のメールやブログでの言葉からしか伺い知れませんが思うにあれだけの空間容量とチューニングアップした環境では矢張りアキュフェーズには荷が重いのでしょう。
環境次第では特に気になる部分の発見に繋がらないかも知れませんがある程度の音量を上げて聴いたりすることになるとそう言う部分がハッキリと露見するようですね。
小空間では音量もさることながら放出された音自体も小じんまりした形で聴く訳なので差が出て来ない、若しくは出て来難い。・・・よってポテンシャルの度合いが分からない。
細かい情報は持ち合わせませんがこの双方の機種は大体同価格帯のようです。
考えるとアキュフェーズは私が大昔使っていた当時と何も変わらないコンセプトで作り続けていて音楽を聴くのには首を傾げざるを得ないと言うことのようですね。
日本製は相も変わらずのスペック重視で外国製が音楽再現性重視とは全部には当て嵌まらないとは思いますが、未だにその傾向が強いようですね。
外国製は関税等不利な条件が付きますが、その実態は逆に日本製が能力以上に価格が高過ぎるのではないか、言い換えれば不必要な部分に投資し過ぎてコストアップをしているとも言えます。
見た目も大事かも知れませんが一番はその中身ですからね。
otoさんには1週間と言う限られた期間で判断を迫られているようですが、私が得ている情報の範囲で判断する限り、アキュフェーズを下取りに出してマークレビンソンを購入するのが幸せに一歩近づくのではないでしょうか(爆)。
でもその幸せが長く続くかどうかは偏にotoさん次第ですが。
悩んでいる今が一番楽しい時期です。大いに悩んでかつ苦しんで下さい。
最終判断は偏にotoさん次第なので誰の意見も聞く必要はありません。聞けば迷いが出るだけだし、その環境で聴き続けられるのはotoさんだけなのですから。
以上間違っても真似の出来ない伊豆のフーテン老人の「好きにやってくれー」と言う恨めしさ、もとい羨ましさでじっと手を見るEVAでした。
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コメント
takeotさん、おはようございます。
>羨ましい悩みですよね?そして楽しい悩みなのかな?
こればかりはあの環境でなくては創出出来ないでしょう。
逆のことは多くの人がやっていますが絶対に到達し得ない領域です。
以前から言っていますが環境が良くなればなるだけ中身のシステムは大化けします。
変化の度合いが凄いのです。(調整が不味ければ逆に悪くなりますが...)
諸刃の剣とも言えますのでこればかりはオーナーのセンスと努力に掛っています。
>各楽器の音が素晴らしく、それぞれが良くわかる中にボーカルが浮かんでくるみたいな!そしてあの奥行きのあるサウンドはほかではあり得ないサウンドです!
otoさんの気持ちは略固まっていると思われますので今後の楽しみが増えましたね。
次回行かれる時は又変化しているかも...。(爆)
投稿: EVA | 2011年1月 9日 (日) 07時17分
EVAさん今晩は!
羨ましい悩みですよね?そして楽しい悩みなのかな?と思います
私も昨日聞いてしまったのですが、これがまた良いんですよ!各楽器の音が素晴らしく、それぞれが良くわかる中にボーカルが浮かんでくるみたいな!そしてあの奥行きのあるサウンドはほかではあり得ないサウンドです!
まあ聞いてみないとわからない何ともいえないサウンドです!
しかも今回調整をまたいろいろやられているんですよ!
パネルの位置だったり、側面の壁のパネルの量だったりとさすがです!脱帽です!
投稿: takeot | 2011年1月 8日 (土) 21時50分