ＣＨＡＲＬＩＥ ＨＡＤＥＮのアルバム

今日紹介するのはＣＨＡＲＬＩＥ　ＨＡＤＥＮです。アルバムはＳＯＰＩＳＴＩＣＡＴＥＤ　ＬＡＤＩＥＳ（’１０．１２発売　ＵＮＩＶＥＲＳＡＬ　ＭＵＳＩＣ）です。

これはｔａｋｅｏｔさんお薦めのアルバムです。

タイトルは６人の歌姫に引っ掛けていますね。

ＣＨＡＲＬＩＥ　ＨＡＤＥＮ　ＱＵＡＲＴＥＴ　ＷＥＳＴのメンバーはＣＨＡＲＬＩＥ　ＨＡＤＥＮ（ｄｂ）、ＥＲＮＩＥ　ＷＡＴＴＳ（ｔｓ）、ＡＬＡＮ　ＢＲＯＡＤＢＥＮＴ（ｐ）、ＲＯＤＮＥＹ　ＧＲＥＥＮ（ｄｓ）です。

１．ＩＦ　Ｉ’Ｍ　ＬＵＣＫＹ（ＭＥＬＯＤＹ　ＧＡＲＤＯＴ）・・・優しい歌声良いですね。

２．ＳＯＰＩＳＴＩＣＡＴＥＤ　ＬＡＤＹ・・・格調高く歌い上げています。

３．ＩＬＬ　ＷＩＮＤ（ＮＯＲＡＨ　ＪＯＮＥＳ）・・・これなら彼女の歌も聴ける。

４．ＴＯＤＡＹ　Ｉ　ＡＭ　Ａ　ＭＡＮ・・・ご機嫌な演奏です。このアルバムの演奏モノでは最高。

５．ＭＹ　ＬＯＶＥ　ＡＮＤ　Ｉ（ＣＡＳＳＡＮＤＲＡ　ＷＩＬＳＯＮ）・・・ヴォーカル、痺れます。この中では別格の歌い方です。

６．ＴＨＥＭＥ　ＦＲＯＭ　”ＭＡＲＫＨＡＭ”

７．ＬＥＴ’Ｓ　ＣＡＬＬ　ＩＴ　Ａ　ＤＡＹ（ＲＵＴＨ　ＡＭＥＲＯＮ）・・・ＨＡＤＥＮの妻のヴォーカルも渋くて良いですね。

８．ＡＮＧＥＬ　ＦＡＣＥ

９．Ａ　ＬＯＶＥ　ＬＩＫＥ　ＴＨＩＳ（ＲＥＮＥＥ　ＦＬＥＭＩＮＧ）

１０．ＭＹ　ＯＬＤ　ＦＬＡＭＥ・・・ベースの響きが何とも言えない。

１１．ＧＯＯＤＢＹＥ（ＤＩＡＮＡ　ＫＲＡＬＬ）・・・何と気だるい歌い方だろう。感情移入が上手い。聴いていて切なくなってくる。

１２．ＷＡＨＯＯ・・・一転サックスが咆哮し、明るく歌い上げていて良い。

本作は何と１１年振りの新作だとか。私は寡聞にしてＣＨＡＲＬＩＥ　ＨＡＤＥＮのことは存じませんでした。

本作は今をときめく女性ヴォーカリストをゲストに豪華なアルバムとなっています。

ＣＨＡＲＬＩＥ　ＨＡＤＥＮは７３歳ですが、演奏は全く年齢を感じさせない、パワフルなモノです。

決して饒舌な演奏ではなく寧ろ朴訥な演奏で古き良き時代を感じさせます。

全体としても演奏・ヴォーカルを交互に趣を代えて配するなど聴き手を飽きさせない良いアルバムと思います。