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2011年3月 6日 (日)

終の棲家建築編~1990年(1)

’90.9.5に工事請負契約をして工事スタートです。

私は毎週進捗状況を見る為、カメラ片手に東京~伊豆間を走ったモノです。

毎週となるとガソリン代、高速代等々出費も馬鹿になりませんので勢い、オーディオへの投資はお休み状態です。

この時のカメラはライカのM6でした。知り合いが勧めてくれた銀座の専門店で中古で購入しました。荻窪支店の時に知り合った社長がこのカメラを持っていてその写真も見せて貰っていたのでその画質に惚れ込み高かったのですが買ったのです。

それまでにアサペンとニコンF2フォトミックFTNを持っていたのですが、ライカはシャッター音も品があるし、兎に角画質が日本製の水彩画的な平板なモノではなく肉厚で油絵的なのですね。

驚いたことに後年結構使ったこのカメラを同じカメラ店に引き取って貰いに行ったら、買った時と殆んど変わらない金額で買ってくれました。大事に使って下さって有難うございました、とまで言って下さり、これには本当にびっくりしました。

私もあれやこれやで金欠病になっていたので多少高く売れそうなモノを処分していた時でしたので助かりました。・・・今思えば私は万年金欠病だった(爆)。

本題に戻って

それまで走ったことがなかった方面(鎌倉まではソノボックスの長崎さんの家まで行っていました)なので先ず、どのルートが良いのか、模索するところからのスタートです。

これこそ走って見なくては分かりません。時間帯にもよるし、この道と断定する訳にも行きません。

最終的には我が家(東京)からスタートして裏道を走って6号線経由入谷から首都高に乗って東名高速に入って厚木まで一直線。

そこからは小田原厚木道路から小田原に抜けて国一に入り、伊豆スカイラインに抜けて十石峠を越えた先で熱海方面とは反対側の裏道に抜けてオラッチェ(函南町)のある道に出てそこから山へ入る道が一番良かったように思います。帰りは途中別のルートです。

尤も熱函道路が無料化されてからはこの道はパスしました(爆)。

勿論高速料金をふんだんに使う訳には行かない(出来るだけ安上がりな道)のでこう言うルートになったのです。

未だ上モノが出来る前の段階で基礎工事が完成した時にタイミング良く行った時、周囲はヒノキだらけの中に物凄いコンクリートの基礎だなーとその圧倒的な存在を見て感動したモノです。

その時、北北西の方向に視界が開けていたので何気なく見ると富士山が見えるではあーりませんか。勿論未だ伐採が私の思っているほど進んでいませんのでチョビッとですが。

でも見えることが分かればこれで二階が出来たりするともっと眺望が良くなるのだなー、と思わず笑みがこぼれたのでした(爆)

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