私はオーディオの他に庭の植物たちと接するのも同じ位好きです。
全く違う世界のように思われますが私にとってみれば誠に良く似た世界に映ります。
それは
どちらも意図したように鳴らない(成らない)のが普通なのです。
一応どちらも過去から言われて来た対処方法等は沢山ありますが現実的には分からないことの多い世界として良く似ていると思います。人間が向き合うモノは大体そうなのですが...。
つまりオーディオに関して言えば昔は部屋のことは先ず何も考えていなかったし、最近になって漸く部屋の重要性が認識され出して来ましたけれどピンポイントで言い当てられる人は誰もいませんし、そんなこと今後も絶対に分かりません。
つまりこれまでもこの先もずっと手探り状態なのです。
そこに光明として商品化されつつあるのがサーロジックのキットルームです。
これは村田さんがルームチューンを通じて得たノウハウを基に手軽に良い環境を提供したいと言うコンセプトで商品化したものです(6月頃より発売開始の予定だそうです)。
間違っても究極の環境と言うことではありません(私はそのように解釈しています)。
ですから出来るだけコストを抑え、多くの方により良い環境で音楽鑑賞をして貰うのが狙いです。
これも余裕のスペースがないと良い環境は出来ません。
庭も一緒ですね。箱庭と言う世界もあるにはありますがあれは狭小世界を如何に楽しむかと言うことで考え出された世界です。
余裕があれば何もああ言う世界に拘る必要はなくもっと大きく空を見渡せる庭の方が良いに決まっています。
少なくとも私はそう思っています。
で、部屋に関しても容量が大きければある意味悪さ(欠点)を包み込む度量の大きさも出来て来ます。
小さければ欠点は目立ち易いのです。これは逆立ちしたってどうにもなりません。
私はこの二つの趣味を適えられる場所として山の中を選択しました。勿論金満家の皆さんから見れば大したスペースではありません。
それでもマンションから脱却すると言う目的は達成しました。
マンションに住み続けていれば今の(精神的な)状態は得られる筈もなく考え方も遠の昔に行き詰っていたと思います。
何故か。それは空間に余裕がなくやりようがないからです。
今は贅沢を言わなければ充分な空間があります。今の私にとってはSP関係の変更で一丁上がりにしたいと思って村田さんの開発の進捗度合いを首を長くして待っている状態です。
選んだ場所の反省としては自分の老いや健康から来る不安等を考えると出来れば平坦地が良かったと思います(山の中では中々難しい)。
又家も地震のことを考えれば平屋が良くオーディオを考える時でも2階建てにする意味はなくましてや2階にオーディオルームを作る意味は全くありません。
これは先般リスタートした数少ないオーディオ友のotoさんの例を見るまでもないですがしっかりした床を考えると1階にしか出来ません。
これからやろうと言う人は先ずサーロジックのキットルームでやるのが近道だと思います。
勿論自分のアイデアでもっと良いモノを作る自信がある人は挑戦してみて下さい。
後で臍を噛まないようにして下さいね(経験・ノウハウがなければ先ず無理です)。
otoさんの例を見るまでもなくやってみなければ分からないことは未だゝ沢山あります。
otoさん自身もリフォーム段階で予定外のアッと驚く為五郎的要因が出て来たので余裕を持った資材の調達や考えの構築は出来なかったと思います。
現時点で例えば最初からやるとすればotoさんも今までに得たノウハウで更に良いモノが出来ると思いますが、これで打ち止めだと言われているので多分ないでしょう。(私はotoさんの性格を考えればこの点は素直には信じてはいませんが(爆))。
これからやろうと言う人の中で同じスタンスで考えておられる人がいれば私は躊躇なく止めた方が良いと進言します(更に良いモノの姿は温存され表に出ていないからです。尤も記事を詳細に読めばヒントは得られるかも知れませんが...)。
加えて一般的には工事に付きっ切りの現場監督は出来ないでしょう。仮に出来たとしても自身が理解していないことは分からないのでチェックのしようがない。
つまり素通りしてしまいます。得てしてそう言うことが後で欠点として顕在化し、問題になるのです。
otoさん宅の例を見ても大工さん達とあれだけ掛りっきりに一緒にやっていても後で確認したら不具合が発見されて又やり直し。これの繰り返しです。
otoさんによると本人ではなく大工の棟梁が心が折れそうだと言っておられたとか、然もありなん。
ことほど左様に普通の家と違って分からないことだらけと言うより要求される水準が高いのです。
オーディオルームも庭も余裕が必要だ、と言うのが私の認識です。
狭小世界からその上の世界は絶対見通せません。想像するのと実体験するのでは当たり前のことですが判断に大きく影響します。
私は今は時間だけの余裕はたっぷりあります、と言っても日々のと言う前提で将来を考えたら残り火は極めて少ないと言うのが正しいでしょう(爆)。
オーディオも追求して行けば行くほど命懸けの趣味になります。
私にはそんな根気は残っていませんので後は程々に楽しみます。
それではotoさん、後は宜しく...。じゃんじゃん。
追記
石井式云々などと言うモノは全く詐欺みたいなモノです。人は能書き等に弱いですね。
この方式の発案者自身やインストーラーと言われる人がこの方式で建築していないことがそれを物語っています。
部屋は作っただけで良い環境が得られるのであればこんなに苦労はしません。安直なモノはそれ以上の価値は生みません。
registry booster 2011の検索ワードで来られました。
「私もレジストリエラで困って一度導入して無料試用のみで削除しましたが、
…そこまで言うことはないと思います。
まぁお試しで15個しかできないのかよ!っていうガッカリ感はありましたが向こうも商売ですしね。エラーもさすがに多すぎじゃないか?とも思いましたがそれも「一応検出はしたけど修正しますか?無視しますか?」とユーザーに委ねるシステムもついてましたしね。
ノートン含めどんなシステム関連のソフトも使い方によっては危険だし、特に複数のソフトを常駐動作させるということはユーザーにとって不利益になりえることを分かっていなければなりません。
でもまぁ、レジストリエラーは素人には簡単に手を出しにくいところなので、自動で修復してくれるソフトがある!と言われると知識もなく飛びついてしまうのだから、そのソフトを作る側は「このソフトは不利益も起こし得ます」ということをもっとアピールすべきとは思いますね。」
以上原文のまま。
で、このコメントに対し、返事を書いて送信したのですが、何がどうなっているのか3回も飛んでしまいました。
折角頂いたコメントに対しては私は基本的に無視する姿勢は取っていませんので仕方がなく記事としてアップさせて頂くことにしました。御了承下さい。
なお、送信者名は何故かありませんでした。
ただ私も同じコメントに対して3度も飛んでしまい、やや気力が減退していますので少々割愛させて頂きます。
>そこまで言うことはないと思います。
この件がどこのことを言っているのか私も沢山の内容を書いているので要領を得ません。
ただ、感じ方はその人それぞれだと思いますのでそれは仕方がないと思います。この方は寛大な方なのでしょう。
>「このソフトは不利益も起こし得ます」ということをもっとアピールすべきとは思いますね。」
それ以上に私はこのソフトが実際は何もしていないのにあたかも何かをやっている振りをしているだけのソフトでかつノートンのソフトを攻撃し、破壊したことを極めて不快に思っています。
それだけで充分に悪質なソフトだと言えましょう。
私はこのソフトのアンインストールをして更には最新版のソフトを無料でインストールしてくれたノートンには感謝しています。
私はこの種のソフトには全く無知なので詳しいことは分かりません。言えるのは表面的に起きた事象に対してのみです。
私自身パソコンには色々な面で全幅の信頼を置いているモノではないので現在のような使い方が精一杯の利用法です。
コメント下さった名無しの権兵衛さん、まことに有難うございました。
なお、この方が利用されたリモートホストはin-addr.arpaで、ノートンによると既知の悪質なサイトとなっていて接続を遮断されました。
何かコメントとコメント送信が出来ないこととREGISTRY BOOSTERと関係あるのでしょうか。私にはそれが気掛かりです。