質素と自粛

質素と自粛、これは全然意味が違いますね。

今回の地震で福島原発が最終的には廃炉となり、又今後新規建設は望めない状況にあるのは間違いないところです。

電力に関して言えば、個人では今までの生活から質素をキーワードに節電を徹底するよう各自工夫をする必要があります。

私のように山で生活しているモノは都市部での夏の異常な暑さとは無縁の生活です。

周囲は土が多くヒートアイランド現象はありません。

ですから夏のエアコン使用は日中は基本的にありませんし、夜間はオーディオを楽しむ際のみ限定的に使用していました。

それも今年は必要なくなってしまうのは良かったのか悪かったのか、非常に悩むところですが．．．。

国としては

経済活動的には基本的に余り節電を前面に出すと経済成長そのものにブレーキを掛けてしまい、益々復興への道筋は遠のいてしまいます。

ただ、今までと同じようにして良いかどうか、を考えることは非常に多くあると思います。

例を挙げれば

１．ＴＶを１日中放送し続けなければ行けない理由はない。又夏のピーク時と言われているＰＭ１：００～３：００の間も各局輪番で休止するとか節電に協力出来ることは沢山ある。

２．東京都知事もたまには良いことを言う、と思ったのはパチンコ屋と自販機の問題である。ただし、発言のタイミングが投票前であればなお良かったと思う、が。

つまり、当選してからではこれに係る人たちの票の行方は何も影響しません。これに即反応したみのもんたは矢張りお調子者のうつけものと言えよう。表に現れた事象だけで判断することは誰にでも出来るが、実はそれが危険なのですよ。

彼の年齢から言っても日々勉強しているとは到底思えず、昔の名前で視聴率を稼いでいるだけでしょう。ＴＢＳも早く人心の一新をしないと会社そのものがそう言う目で見られてしまいますよ。

私は基本的に両方とも縁がないので全く必要を認めないけれど、利用者も沢山いるので全廃は無理としても協力出来る可能性を探って行くべきでしょう。

３．他にも産業界は節電協力を示唆しているが余りやり過ぎても日本の立ち直りが遅れるだけである。

４．コンビニ等２４時間営業の業態も時間の縮小をすれば良い。深夜の電力不足は心配ないと思いますが、この際、深夜営業の範囲を縮小する考えもあって良いと思います。防犯上も良い。

等々考えれば未だゝ沢山あると思います。

質素な生活をしつつも、時にはメリハリを付けてお金を使って貰い、国運の隆盛に繋がるようにお金を循環させなければ行けません。

各地方の行事等の自粛・自粛の一辺倒では活力は生まれません。

各自の努力もさることながら矢張り国のリーダーが指針を明確に示し、それに沿って一致団結して行くことが必要でしょうね。

それにしてはリーダーの力量の足らなさだけが浮き彫りにされ、国民が鼓舞されない嫌いがある。

この点が極めて残念である。