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2011年4月 4日 (月)

「電源喪失で容器破損」東電報告書検討せず~読売新聞

新聞を購読している人は既にご存知のことでしょう。

私自身原発のことなど難し過ぎてチンプンカンプンですが、東京電力と言う会社は原発に対する考え方そのものが極めて杜撰であり危機意識のかけらもないことが分かったとしか言いようがない、記事です。

事故の発生に際しての対応策を提言されても一顧だにしない。標題の件はまさに今回の事故に直結する内容のようです。

検討していたからと言って防げたかどうかは分かりませんが検討することで認識度合いが違って事故に対する姿勢そのものが変わり対応の仕方も違って来ることは明白なので怠慢度合いもことここに極まれり、と言った状態です。

今必死にやってくれている前線部隊の方には頭が下がりますが、会社として矢張りその前にやるべきことをやっていればもうちょっと違った展開になったであろうと思うと残念でならない。

全て後手後手です。

記事の概要

電源が全て失われて原子炉を冷却できない状態が約3時間半続くと、原子炉圧力容器が破損するという研究報告が原子力安全基盤機構が纏め昨年10月に出された。

~中略~

その結果、3時間40分後には圧力容器内の圧力が上がって容器が破損し、炉心の核燃料棒も損傷。格納容器も高圧に耐えきれず、6時間50分後に破損して、燃料棒から溶け出した放射性物質が外部へ漏れるとした。

東電は報告書の内容を知りながら、電源喪失対策を検討していなかったことを認めている。

最低ですね。

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出来事」カテゴリの記事

コメント

せせらぎさん、今日は。
>花曇り!なのでしょうか?
そんな感じですね。気温は少しづつ上がって来るようでそのこと自体は嬉しいことですが、漏れ聞こえて来ることは悪い話ばかりで本当に気が滅入ってしまいます。
>伊豆半島はどうなんでしょうか?
このところ計画停電も実施されていませんが先行きハッキリしないのは集客には痛手でしょう。
少なくとも暖かくなって行くと見て需給のバランスが取れると踏んだら4月末と言わず早目に収束させないとゴールデンウイークも閑古鳥が鳴くのは必至でしょう。
伊豆半島のみならず箱根も死んでしまいます。

投稿: EVA | 2011年4月 4日 (月) 11時27分

こんにちはせせらぎです
花曇り!なのでしょうか?
富士山も霞の中に沈んでいます。
世の中の出来事は良い方に進まず、深刻に考えると気がめいります。
西の方の観光地は賑やかさが戻って来ているようですが、伊豆半島はどうなんでしょうか?
 いつも散歩中に眺める観光道路にバスの姿が見られません。まもなく連休が来るのに観光地の方は頭が痛いのでは!
 そう言う私もウキウキした気持ちで遊びに行く気分ではありません。
 折角の春なのにね〜

投稿: せせらぎ | 2011年4月 4日 (月) 11時17分

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