東京電力の年金!?
私のブログに↑の検索ワードで結構来られます(含む関係者らしきサイト)。
以前の記事にも書きましたが、私は部外者ですのでどう言う内容かはたまた今回の事故でどのような結末を見るのかも分かりませんので本件に関してはノーコメントです。
ただ、私がかつて大手の銀行に勤めていた際、バブルが弾け銀行業界そのものが先行き不透明になったことがありました。
その際、私は銀行側からの一定年齢以上の対象者に対し優先退職の提案があったので手を挙げて退職の道を選びました。
そのことで得られたことを掻い摘んで紹介します。
その時企業年金の取り扱いについて打診されました。つまり2者択一です。
国からの年金と企業年金を将来2本立てで貰うか、もうひとつは退職時一括して退職金として清算するか、です。
私はお世話になった銀行がこう言う時期であっても直ぐに左前になるとは予想しませんでしたが、この先銀行自身が破綻すれば企業年金そのモノの中身はなくなる可能性もあるのでえいや、っと決断して退職金として貰いました。
当然前倒しの支払いになりますので将来の予定支給額からは相当の減額になります。その上、額が纏まっていますので税金も私にしてみればアッと驚く為五郎的な金額でした。
退職から既に14年になりますが銀行は合併を繰り返して今もメガバンクとして生き残っています。流石しぶとい(爆)。
現時点で判断する限りにおいては私の場合、企業年金で支給された方が良かったと言えるでしょうが、この先未だどんなどんでん返しがあるかこれは誰にも分かりません。
勿論国からの支給の年金も無茶苦茶な管理でこの先安定的な支給が受けられるかどうかこれも分かりません。
東京電力の場合、この先どう言う風に収束するのか分かりませんがハッキリしていることは経営基盤が今迄通りでなければ企業年金の中身は大きく変貌すると言うことです。
至近な例としては日本航空を見れば分かると思います。
ただ、内容的には比較にならない位厳しいことになる可能性はあります。
つまり幾ら高給を食んでいても会社が破綻すればお終いなのです。それだけは間違いありません。
就職も結婚も又それぞれの人生も全てが今の日本のように揺れ動く大地の上にいるようなモノで一寸先は真っ暗闇です。大きな賭けですね。生を受けた以上命懸けで生き抜くしかありません。
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コメント
takeotさん、おはようございます。
>もっと被災地で困っている人が何が困っているのか?それを解決する為にはどうしたら良いのか?ということをやってほしいです。
手を拱いている訳ではないでしょうが、阪神や中越地震に比べ範囲が広いことも理由なのではないでしょうか。
それと全体を仕切るリーダーの手腕不足で総花的にやっているのが遅々たる歩みになているのかも知れませんね。
ひとつひとつ集中的にやるとか昔の武将ではないけれどどうも戦略的な能力に欠けていると思われます。
国のトップたるものは艱難辛苦に敢然と立ち向かう資質が必要です。
議員は一杯いても烏合の衆ばかりでは何の役に立たないと言うことでしょう。
投稿: EVA | 2011年4月 4日 (月) 07時16分
EVAさん今晩は!
東電の年金はさておき、TVは原発のことが中心になってきていますが、それは人災で影響は首都圏の人にとっては大変なことはわかりますが、もっと被災地で困っている人が何が困っているのか?それを解決する為にはどうしたら良いのか?ということをやってほしいです。阪神や中越地震の時と比べると3週間も過ぎているのに、物資もまだまだ行き届いていないし医療班も少ないようです。そして本日と10日に民主党の国会議員がボランティアに行くようですが、石を投げられたら困るので、民主党と付いたものは着て行かない様にというお達しがでたそうです!情けないですね?真っ先に困っている人のところに行って何が困っているのか?それを解決するのが議員ではないでしょうか?それが今頃名乗りもせずに何しにいくのか?まったく理解できませんね?
投稿: takeot | 2011年4月 3日 (日) 22時09分