アメリカの振る舞い

今回のアメリカによるウサマ・ビンラディン殺害はハッキリ言って無茶苦茶だ。

現代の法治国家のやることではない。

勿論、ウサマ・ビンラディンの所業は許されるモノではないけれど、結果的にやり方は同じではないか。

この国はかつての西部劇の保安官がそのまま時は流れて世界の保安官気取りです。

殺害後逐次報道がされて来ているけれど、丸腰の彼を何故殺さず確保出来なかったのか。これで正当防衛だとは誰も思わない。

いつまで経っても力づくで捩じ伏せて力を誇示したい、と言うとても危険な考え方は自由の女神がある国の姿とはとても思えません。

又、その後の埋葬までが早過ぎて何かを意図的に隠す必要があるのではと思わせてしまう。謎が残る。

今回のことが却って報復合戦に繋がるのではと危惧するばかりです。

それにしても人間は愚かな生きモノです。これだけ平和、平和と言い続けていることが何だか本当に空しい。