今夏の計画停電、予定通り東京23区は除外
先ず最初に一言。ふざけるな!!
東京電力は13日、8月末時点の電力供給について、従来の見通しから550万キロワット上積みし、5620万キロワットに上方修正した。
想定する最大需要の5500万キロワットを上回り、計画停電の回避にめどを付けた。
気温が1℃上がると80万kw消費すると中部電力の社長は言っていたけれど管轄エリアの大きさを考えると最大需要の中身をどう想定しているのか分からないが120万kwの差なんて目糞鼻糞程度ではないでしょうか。
間違っても又、想定外何て言わないで下さいね(;´Д`A ```。
加えて東北電力管内に1400万kw以上(TV報道による)融通すると言うことを考えると全然足りない。
同社はその一方で、老朽化した発電設備で故障などの恐れがあると警戒。計画停電を実施する場合、東京23区を引き続き対象外とし、医療機関などにも配慮する考えを示した。
東電は計画停電を万一、行う際の原則として、従来は1回につき最大3時間だった停電時間を2時間程度に短縮することを表明。また、同一世帯の停電は1日1回に限る方針だ。
現行のグループによって停電時間帯が毎日変わる「日替わり停電制」が継続される。
停電対象は、被災地域と東京23区は対象外とする、と。
政府は、東京23区の扱いについて、「鉄道、信号機、医療機関、高層住宅・ビル等が高密度に存在し、昼間人口も多く、また国の基幹的な機能が集積していることから停電対象としない。
ただし、その代替手段として、23区内の需要家に対して需給調整契約の締結等を促し、需給逼迫時に計画停電を回避できるよう一層の需要削減を求める」としている。~果たしてどこまで実施出来るのか疑問。多分批判の矛先をかわす為に言っているだけでしょう。
~~~~~
15%の節電対策では心許ないのは分かり切っている。
↑の説明だと横浜区部とかは対象とする訳だ。又前回、23区内の一部地域で変電所の違いで通りを隔てて停電するところとしないところがあったようだがその辺は解決するのか。
東電と政府が結託して出来るのは精々この程度だ。
同じ電気を利用する国民の目線に立っていないし、1時間(予定は2時間)と雖もこのクソ暑い時に停電される立場の身になって23区内にお住まいのエスタブリッシュメント??な皆さんにはくれぐれも対象エリアの悲惨さを慮って頂きたい。
時期的なことを考えれば多くのエリアを対象とし、1時間位の小刻みな時間で対応(前回実施済み)をした方が良いのではないか(熱中症等で死者が出たらどう補償するのか・・・亡くなった人数に応じて東電の社員も責任とって死にますか、そんなこと出来ないでしょう)。
それ位肌理細やかな対応をしないととても理解は得られないでしょう。
ハッキリ言って対象エリアの人が幾ら節電の努力をしても23区内の人がノー天気に野放図に使えば人口密集度から言って即アウト(=無計画停電実施)ですよ。
この無計画停電の構図は兎に角23区内の大停電だけは回避したいと言う身勝手な思惑だけが透けて見える(現実は↑の通り実施を前提にしている)。
最低の処置としか言いようがない。
更にこの段階でもTV業界は口にチャックして自分たちの節電協力の姿勢を示さないとはどこまで思い上がっているのだろうか。
上辺だけの言葉だけで言い繕うのは上手いが本当にこの業界の人は他の人を思い遣る心を持っているのだろうか。
それほどTV会社並びに勤務の皆さんは特別な存在で偉いのか。
一番暑いPM1:00~3:00の間、輪番で放送を自粛する位のことが何故出来ない(この時間帯の放送番組はバラエティや再放送等大した内容とはとても思えない)。
しかしこの無計画停電実施(計画)で残念ながら東京を大停電にしよう、と言う悪魔の思惑は吹っ飛んでしまいましたね。
小細工ばかりで本質的な対策を考えようとしない連中にはきっと天罰が下ることでしょう。
| 固定リンク | 0
「ぼやきシリーズ」カテゴリの記事
- OTO(音)をOTTO(オット)と思い込む人(2019.06.30)
- バトル勃発の巻3(完)(2019.06.03)
- バトル勃発の巻2(2019.06.01)
- バトル勃発の巻(2019.05.30)
コメント