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2011年6月26日 (日)

庭作りに挑戦!!(1997.11~1998.4)

諸々の契約も終わり、一段落してからは、先ず駐車場を作ることです。

その為に隣地を買ったのですから...。

斜面を切って作ります。

尤もその前に管理組合に駐車場を作る為に土地の整形をする旨了承を取らなければいけません。ここは基本的には切り土・盛り土は厳禁なのです。駐車場は斜めには作れませんからこれは限定的にOKです(ただ黙ってやってはいけない)。

大きさは横約10mx奥行きは中央約4m(右端が約3.6m、左端が約1.4m)で壁が1.8mと言うモノです。

切り取った土は大型トラックで何回運んだことでしょう。

我が家に余裕があればこの土の一部でも残して置きたかったが如何せんスペースがない、と言うことで運び出しました。

ここは土が良いので捨てるのが勿体ないのです。

その後下地処理をしてミキサー車が来てセメントの流し込みです。緩やかにU字溝に水が流れるように傾斜させました。

さてこの後、庭作りに挑戦です。

ガーデニングの全体像を考え、それを習い立てのパソコンを使って植栽レイアウトを作成。

それを元に建物を建築中からお世話になっている土木のSさんと一緒にやり始めました。

先ず始めたのが駐車場の上の石垣作りです。これは山石(川石に比べ安いので)を使うことにしました。

何と言っても私は失業中です。今手元にあるのは各種清算後の僅かな退職金だけです。

仕事も直ぐに見付かる訳はないのでその間は腹を括って失業保険を貰いながら庭作りに精を出すことにしました。

仮に仕事が見つかると休みの日だけの作業になってしまうので人任せにしたくない思いがそうさせました。

失業保険は毎月1回は必ず職安(ハローワーク)に行かなくては貰えません。

その最初の冬は大変な目に遭いました。

大雪で車の走行が出来ません。どうしたかって言うと雪の中、歩いて函南駅まで行きました。記憶が薄らいでいますが1時間半ほど歩いたと思います。

この時は未だ元気でした(爆)。

予定の面接時間は大幅にオーバーしていますが何とか約束事はクリヤーしました。

何と言っても当時の唯一の収入源ですし、今思い返しても銀行退職後この時期の保険金額が一番の高収入でした。後就職して得た給与は遥かに及びません。嘘みたいな話ですが本当です(言い換えるとそれだけ多くの保険金を払っていたのですね)。

さて、庭の造作ですが、斜面とフラットな部分を上手く織り込みながら作って行きます。

ここは全て手作業です。時には邪魔な根っ子が出て来てそれの除去にも時間が掛ります。

この作業が終わってから次の作業はSさんと近所の山石の採掘現場までトラックで行き、山石のトラック買いです(爆)。

それを持ち帰って今度は所定の場所まで二人で運びます。勿論私はSさんに作業分を支払わなくてはなりません。

とても一人で出来る作業ではありませんので仕方がありません。又斜面なので素人が出来る仕事でもないのです。

流石プロ、上手く置き重ねるモノです。置き重ね終わったモノを横から見ると略まっ直ぐ直立しています。

これの目地をセメントを捏ねて埋めて行きます。

これを厳寒期の前に終わらせたかったのです。セメントの乾き具合と霜被害を避ける為です。

これが終われば3月頃に植え込みのサツキ類の仕込みです。これの量は半端ではありません。

正確な数字は覚えていませんが300株以上は植えたのでしょうか。尤も小さな庭ですから大した量ではありません。飽く迄も私の経験上の中の話です(最初の敷地ではその数分の一しか植えられませんでしたから...)。

その他はポイントポイントで落葉樹を主体に植えました。以前の分と合わせて110種類位は植えたでしょうか(この他に自生の木も育って来ていますが、枯れたモノも少なくありません)。

私は過保護をせず、自然に負けたらそれは仕方がないと思っています。水遣りも余程の状態でなければ人工的に撒きません。酷いと思わせる日照りは過去1度あった位でしょうか。

その当時は可なりすっきりしていたのですが13年も経つと今はまるでジャングルのようになっています(;´Д`A ```。

おまけに体がかなり言うことを効かなくなっていますので木に登ったりは出来ませんし、専門家にお願いするしかなくなっています。

勿論その他は折角得た知識を活用してせっせと整理しています。

我が家は雑木風の庭をコンセプトに作りましたので所謂日本庭園とは趣が違います。飽く迄も自然な感じを出したかったのです。

今では至る処苔が自生して、風情は良いモノの少々自然に回帰し過ぎたかな、と反省もしています(爆)。

今までの「四季折々の庭」で記事をご覧頂いている方はご存知のように落葉樹の後始末に追われている日々です(現在はカメラ故障につき休止中です)。

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