ラインケーブルの比較
現在、DCアンプマニアさんから拝借しているパワーアンプすこぶる調子が良く私も大変気に入っております。
お陰で日々6~7時間音楽を楽しんでいます。
さて、今ラインケーブルの環境は接続機器を変更したことでプリ(XLR)→パワー(RCA)となっています。
それでDCアンプマニアさんお手製のモガミケーブル(2510)製のライン*を使っています。
*長さ:108cm(A)
従来私はN2のライン(XLR-XLR**)を使っていたので今はそれが使えなくて遊んでいます。
**長さ:120cm(B)
そこで村田さんにお願いしていたのですが、村田さんも忙しくて中々手が回らない状態が続いていたのですが、先日北海道のotoさん宅の調整も終わり、一段落されたのでXLR→RCA変換アダプター***を作って発送して下さったのです。
***長さ:18cm(C)
それが昨日届きました。
私はどちらがどうとか言う比較ではなく、折角2種類のケーブルがあるので聴き比べをしてその素性が分かれば良いかな、と言う程度に思っていました(どの道厳密には条件が違いますし...)。
つまり
(A)=108cm、(B)+(C)=138cmで、長さで30cmも違うので
現状の接続環境で特別不満がある訳ではないのでその程度に思っています。
ただ、モガミで良いと判断されれば何も太くて端子に荷重が掛るケーブルを使う必要もないので今後ラインケーブルが必要になっても選択肢として大きなウエートを占めることになるのでそれはそれで有り難いと思った次第です。
と言う様な心づもりで差し替えに臨みました。
気持ちはN2の優位を疑っていなかったのですが、余り変わらないようであれば長いから、と言い訳も出来るし、何て思ったりもしていました(;´Д`A ```。
モガミが良ければこの際、重量級とサヨナラ出来るし、とどちらに転んでも良いようなスタンスを取っている日和見的で好い加減な私がそこにはいました。
で、差し替え後、最初の一音(粒立ち・艶が全然違う)でN2+村田さん変換アダプターの圧勝が判明しました。
更に聴き込んで
1.音の彫が深い。
2.音が崩れない(ピーク感がない)
3.スケール感が増す。
4.フォーカスがピシッと決まっている。
5.質感が素晴らしい(アタック音の切れ良く引きが早い)。
等々良いところ尽くしです。
これで安直な方向への修正の夢は無残にも打ち砕かれてしまいました(本音は嬉しいのです)。
言い換えるとよりDCアンプの素晴らしさが浮き彫りにされた訳です。
根岸さん、チョッとだけでしたが浮気心を抱いたことをお許し下さい(*_ _)人ゴメンナサイ。
私にとってN2ケーブルは電源のみならず、ラインも欠かすことの出来ないアイテムだと再認識致しました。改めてレベルの高さを知らされました。素晴らしい!!。
村田さん、このテストが出来るアダプターを作って頂き有難うございました(昨日早速お礼の電話をさせて頂きました)。
何より、こんな素晴らしいアンプを提供して頂いたDCアンプマニアさん、本当に有難うございます。
矢張りこの後やるべきことは最終的には根岸さんにお願いしてXLR→RCAのケーブルを作って貰うしかありません(ただ、当面は資金もないのでこの状態で楽しみたいと思います)。
本気の貧乏オーディオは楽しいよ!!(SPケーブル等未だやりたいことは残っています)。
やって良かったと言う話でした┐(´д`)┌ヤレヤレ。
お断り
やったので違いはハッキリ分かりましたが、やらなければ当然分からないことです。
我が家の場合、基本的にN2ケーブルで統一していますのでその差がより鮮明に出たとも言えます。
現状過不足なくお楽しみになっておられる方はケーブルひとつでもバランスが変わることはありますので色々冒険される時はその辺も心してやって下さい。・・・大きなお世話でした。
| 固定リンク | 0
「オーディオ関連」カテゴリの記事
- 村田さんがお越しになられました(2023.09.28)
- EXAKTシステム=AKUDORIK SPが大化け!!(2023.04.27)
- 電動エアダスターを買ってみた、結果は如何に!!(2023.04.25)
- 3/3は我が家の32回目の誕生日(2023.03.03)
- サーロジック サブウーファ無事処分出来ました。(2023.01.21)
コメント
otoさん、おはようございます。
>良いケーブルは、さらに良い方向の音になるのは当たり前の話ですよね?。
限度がありますが、無茶苦茶高価なモノでなければ追求する価値はあります。
ケーブル代も本数が多くなればそれに伴ってコストが膨らむのは事実ですので特に大型システムを組んでいる人にチープなケーブルを使っている方が多いのはその辺に理由があるのではないでしょうか。
これらのケースでは一部でもケーブルを入れ替えると間違いなくバランスは崩れます。だからやりたくてもやれないと言う事情もあるのでしょうね。
ただ、残念なのは幾ら良いシステムでもそれを繋いでいるケーブルが情報を伝え切っていなければ意味がないのは誰でも理解出来ることだと思うのですが、分からない人が多いようです。
これからやる場合は老婆心ながらアドバイスするとしたら、①硬くて②太くて③重いケーブルは使いたくありません。(端子に負荷が掛るのと音も硬くなります)
N2は ②③ですが、硬くはありません。
①~③の三拍子が揃ったモノは避けた方が良いと思います。
色々吟味して挑戦してみて下さい。
投稿: EVA | 2011年6月 7日 (火) 07時50分
EVAさん、おはようございます。といってもこちらは12時ですがotoです。
バランスが取れた上の話ですが良いケーブルは、さらに良い方向の音になるのは当たり前の話ですよね?。どうも私の周りのマニアの方は理解できないようで・・・昔のトラウマがあるのか、追求力がないのか、何なのか・・・困ったものです(師匠も!)。一気にやってしまうと勿体無いので次はプリ・パワー間とPL・サブウーファー間のケーブルその後電源ケーブルで最後に仕上げで分電盤にしようかと考えています。
投稿: oto | 2011年6月 6日 (月) 23時16分
takeotさん、今晩は。
>ケーブルアダプターの効果絶大だったようですね?
アダプターは確認する為のアイテムに過ぎず、N2ケーブルとDCアンプの実力を確認出来たことが一番の収穫です。
勿論アダプターがなければそれが出来なかったので村田さんに感謝です。
>さらに音楽鑑賞が楽しくなりますね!
音楽表現がより緻密になり更に濃密な時間が過ごせます。(爆)
投稿: EVA | 2011年6月 6日 (月) 19時58分
EVAさん今晩は!
ケーブルアダプターの効果絶大だったようですね?
さらに音楽鑑賞が楽しくなりますね!
投稿: takeot | 2011年6月 6日 (月) 19時49分