届いた直後の一番搾り状態でも既に別次元のパフォーマンスを発揮してくれているとお伝えしておきます。つまり最早アナログ・デジタルの垣根は取り払われました。
さて、
Capriceの座る場所はこれ以上ない位CDPと近接(直下)の場所になります。
早速既に到着済みのN2ケーブルを接続。同軸ケーブルはDCアンプマニアさんから拝借している長めのモノをそのまま使用しました。次回来られる時は1m(もっと短くてもOK)のモノをお願いしますm(_ _)m。
中川さんによると同軸ケーブルは何に替えても殆んど変化しない。ラインはバランスとRCAが隣接して用意してあるがバランスが使えるのであればその方が音が良いと...。
理由はRCAの端子の内側には複数の経由個所が設定してある為音質的に不利なのだと。
ケーブルの種類が問題なのではありません。
Caprice(XLR:2番ホット)→プリ(RCA)でOK。
なお、このCapriceの電源ケーブルは直出しの通常のアース端子の無い2 線式のモノですが、これも意味があってのことなのだとか。
つまり、アース端子経由雑音が混入するのを防ぐ為です。
又所謂+・-の極性はどちらを差し込んでも変化はないと。
たまたま何気なく差し込んだ状態でピンポイントにフォーカスが合ったので差し替えチェックは不要となりました。
仮にやっても
他の機器のように差し込み違いで音像が中央に纏まらないと言ったようなことはない、と言うことのようです。
色々検討されて決められたようです。
それをあるオーディオ雑誌出版社は直出しを止めてユーザーに色々ケーブルを選択させるインレットタイプにした方がケーブルの売り上げに繋がるとか言った馬鹿げたアドバイスをしたとか。
矢張り悪の元凶はオーディオ雑誌出版社にある。
こんなことを繰り返しているからユーザーの反発を買い、結果としてオーディオ離れを加速させているのだ(モノの見方が主人公であるユーザー側に立っていない。どこの世界でも似たようなことが起こっている)。
又機器によっては3線式でインレットタイプにしておきながら機器側を好い加減に作っていて+・-の極性が逆になっていてやりようがない、と言ったお粗末なケースもあるようです。
家の電気(電源)工事も同様でこの極性合わせをやっているケースは稀でオーナーが現場監督をしつつ工事するでもなければ電気業者は極性のことなどお構いなしで通電出来れば良い位の工事を平気でやっています(だから昔、検電ドライバーなどと言うモノがあった・・・今もあるのかな)。
実際、近所のマニア宅で分電盤工事をされてその実態が暴露されたケースがあります。
2線式なら差し替えが効くけれど、3線式の場合、どうすりゃ良いのだ。
一般的にユーザー側はそんな落し穴が待ち構えているとは露ほども思わないでしょう。
幾らやってもおかしいなー、と言う場合は疑って見る必要がありますね。
その点、後で分電盤専用工事した方はこんなケースは稀でしょう。それでも不幸にして遭遇したら、工事代金は返して貰いましょう。
そして、もっと信頼出来る業者にお願いしましょう。
しかし、しか~し、まさか機器のケースは想像すらしていませんでした。こんな調子で良くメーカーが務まりますね┐(´д`)┌ヤレヤレ・・・レベルが低過ぎる。
良心的なメーカーはそう言う悪巧みには与みしない。
それにしても落し穴が多過ぎる。
さて、
~水晶振動子というデバイスは意外にもエージングが必要なデバイスです。
本領を発揮するのは累計で1週間位掛かるようです。
その後は普通に電源を入れれば10 分ほどで安定するようです~取説より。
と言う様なことを聞いていたのですが、
これは組み合わせるCDPの設計内容で対応が変わるそうなのです。
中川さんは一番良い状態にセット(PLLのバンド幅を狭くしてある・・・ジッターの悪影響を受けにくくする為)しているので例えば私のCDPとの相性がどうかはある程度使用時間を経過してみないと分からない。
つまり最新・最高のDACが巷の既存CDPを選別・篩に掛けているのです。
これはCDPの設計の年次が問題ではなく設計者のセンス(ジッター問題の捉え方)によるところが大きいのだそうです。
その結果どうしてもロックせず音切れが起こるようだと止むを得ず段階的に設定の変更をすることになります。
これはCapriceの底面に設けてあるディップスイッチを動かすことで変更出来ます。
4段階で対応出来ます。
と言うことで暫く聴き続けて見極める必要があります。
私としては折角のDACなので出荷時の最良セッティングのままで聴きたい訳です。
中川さんが敢えて音質の一番良いセッティングにしているのにわざわざ間口を広げて緩い汎用タイプにするなんて勿体ないことです。
と言う一念で昨日は聴き続けました。
そうすると念力が通じたか最初は音切れがしますがその内なくなって凄まじいばかりの質感で私を襲い掛かって来ました
。
つまり、自然で誇張・強調感と言った個性をアッピールするような表現は全くありません。
素晴らしい表現力です。
未だそれほど沢山のソフトを聴いた訳ではありませんが共通しているのは音が極めて安定していると言うことです。
ですから、安心して聴いていられる。低域の充実振りは素晴らしいし、これは時間を追う毎に物凄いことになるだろう予感は確実にします。
Capriceの試聴感想は若干述べましたが詳しくは既に多くの方がブログ等で書いておられますので私は↑のこともあり、急ぐことなく我が家の環境に馴染んだ頃を見計らって再度纏めてみたいと思います。
多くの場合、在来のデジタル路線との比較のようですが私の場合はアナログとの感覚的な比較も表現出来ればしてみたいと思っています(まさにデジタル臭さが消えて既に現時点で互角以上だと思う)。
今後はこのデジ・アナ2路線で暫く楽しむことになります。
これでその後ライン(パワー~プリ)・SPケーブル等を変更すれば当面やることはなくなる(爆)。
これはこれで寂しいことではあるが本来のオーディオの楽しみである音楽三昧の生活が出来ます。ジャン・ジャン。
と言った舌の根も未だ乾き切らぬ中でDACの2台使用(モノラル化)!!を計画しています。
先に触れましたが1年先の実現を目指したいと思っています(夢があれば体の不調も何のその、てなことはないけれど...)。
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