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2011年9月 7日 (水)

表層崩壊と深層崩壊

昨日ニュースで見ました。

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台風12号で和歌山県や奈良県で起きた大規模な土砂崩れは、深い岩盤ごと山が崩れ落ちる「深層崩壊」とみられることが、専門家の指摘でわかった。

岩盤がもろい紀伊半島で記録的な豪雨となり、大量の雨水がしみ込んでいるため、さらに多発する恐れがある。

紀伊半島は、地滑りの危険性が高い「四万十帯」と呼ばれる地層でできている。1億~2000万年前に、陸と海のプレート(板状の岩盤)がぶつかり合い、変形や破壊をしながら隆起してできた地層で、長い年月をかけて隆起する過程で、古傷が広がるように地層の中に数十メートルの深さまで亀裂が入っている。

厚さ0・5~2メートルの表土だけが滑り落ちる表層崩壊に対し、深層崩壊はその下の岩盤からごっそりと崩れる現象で、規模が大きく、甚大な被害につながる。

これって地形の感じからすると

伊豆半島や房総半島も同じようなことではないのか。

ただ、山が多いと言う点では伊豆半島が最も酷似している。

専門家はこう言う事象が起こる度に情報を後出ししているが

これって研究していないのかそれとも判明していても不安を煽ることを回避する為に情報を開示しないのかどちらなのでしょうね。

これだけ地震・台風に見舞われているのだからもう少し情報を出して行った方が良いのではないでしょうか、と言ったところで危ないからと言って私のようにどこにも移転出来ない人も多分いるだろうし、ね(;´Д`A ```。

地震の予知ではないのだから地質のことは被害を最小限に食い止める為にも公開すべきだと思います(地元自治体の中には避難勧告さえ出していなかったところもあるようだし...)。

面積から言ってこれはハザードマップの比ではない位重要だ。

夕方のニュースでは全国の中でも和歌山・奈良が特にこの比重が高いようでそこに大雨が降った為起こった。

伊豆半島では南の突端付近がそう言う表示になっていた。

せめて自治体はこう言う情報を知っていないと結局被害が大きくなってしまいます。

あれだけ崩壊すればどうしようもないと言う諦めも起こり得るが早めに集団移動することで最低人命は助かる可能性が大である。

先手を打った対策が急務です。

<参考>

深層崩壊推定頻度マップhttp://www.mlit.go.jp/common/000121614.pdf(国交省作製)・・・相対的な発生頻度を推定したモノで各地域の危険度を示す精度のモノではない。つまり、参考程度のモノですが気になる方はご覧下さい。

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