2011年も後半月ばかりになって来ました。
私もブログネタがなくなって来たので実現の可能性が極めて低いオーディオ・ルームの夢でも語ってみます(;´Д`A ```。
可能性が極めて低いのは土地も資金もない貧乏人なので当たり前なのですが...。
まぁ、それでも宝くじが当たればと言う貧乏でも微かに希望の光は存在するので来年以降宝くじが購入出来る余裕があれば挑戦したい、と言う気持ちは持っています。
私の頭の中では既に色々と想は練っております。
時間はたっぷりあるし、他にやることはないので頭を使う意味(ボケ防止)でも想を練るのは良いことと思っています。考えるのは楽しいことだし、何と言ってもただなのが良い(爆)。
想の概要は
1.オーディオ・ルームの構想
2.分電盤の構想
3.システムの構想
大きく分けると以上3点です。
1.オーディオ・ルームの構想については基本的に現在の我が家の形状・構造をベースとして以前(5年以上前)指摘あった項目の修正・改善を図る。
① : 残響時間の平均値が短い(試聴室の最適残響時間以上にしたい)。
② : 高音域の残響時間が短い(8kHzまで上昇傾向を保ちたい)。
③ : 250Hzに壁振動と思われる輻射音がある、壁材や天井材の選択に誤りがあることを示している。
こう言う状態(村田さんの指摘)でも聴感上は躍動感があって楽しい音と村田さんから評価を頂いているのでデータには現れない何か別の要素がこの空間にはあるのだろうと考えた。
凡庸な私が想像するにそれは取りも直さず我が家の形状・構造にあるのではないか、と思っています。
結果として全て改善された暁にはどんなことになるのか、楽しみですねー。
で、形状・構造は新規に模索するのではなく現状を叩き台にすることが改善への一番の近道と判断してのスタートです。
つまりリスポジ後方は間仕切りしない。・・・空気層は大きいほど良い。
スキップフロアの段差は今よりも低め(頭より高い(=SP位置)壁は音が滞留する原因となる・・・風の吹き溜り現象を見れば直ぐ分かる)とし、そこに腰掛けて聴けるようにもしたい(オーディオ・ルームへの出入り階段を兼用させる・・・幅300cm位)。
今のオーディオ・ルームの奥行き(同一床)は540cm(3間)ですが、1間増やして720cmとする。
フロントの壁の高さは300cm、横幅は600cm。天井勾配は3.5~4の範囲で考える(今と大体一緒)。
最大奥行きは1080cm程度(6間)とする。最大高さは700cm程度に抑える(これも全体像としては大体一緒)。
その上で床・壁・天井材の検討です。
1.床は今よりは厚めの床材とする。しかしotoさんの真似はコストの問題もあってやりません、やれません(爆)。
2.大挽きや根太はフロント側とリア側の間隔を違えてかつ多目に入れる。このことで床材の厚さ・強度は上程度のレベルで済むと思われる。
この方が床下への音抜けも期待出来ると思われる。
床は壁と切り離す。振動の遮断(縁切り)・・・otoさんの真似。
2.壁材
これも半間単位に太い柱を立て更に真ん中にも柱を入れる。これは壁鳴き・振動・揺れを最小化する目的です。壁材の裏側受け(支持)を細分化することで分割振動を短くする目的。
叩いてコンコン、コツコツと言っても板材の面積が大きくなればなるほど振動は長くなって共鳴する。
従ってこちらも床材と同様厚さは上程度のレベルとする。音抜けの期待値は床同様です。
壁は斜め壁で村田さん推奨のダブル・ウオール構造とする。
これだとオーディオルーム内の壁構造はそれほど遮音性を気にすることなく寧ろ揺れ・振動対策を柱・桟の間隔を狭めることで対処し、音抜けを促す。
何から何まで剛構造は良くないと思います。(音抜けがしないので低音がダブつく)・・・音の透過性と遮音性(反射性)と言う二律背反の内容を満足させる。・・・言うは易く行うは難し、実に難しいことですが...。
外壁があるので外への音漏れ対策は何も心配要りません。尤も私の場合は建てるとすれば矢張り山の中でしょうから建物の強度が保たれればそれ以上のことはしません。
3.天井材
現状の建物は20年以上前の設計で当時色々調べた結果、良かれと思って採用したのが穴開きボードでした。
数年前始めて来られた時、村田さん、一目見るなり、こりゃ駄目だ(爆)。
と言われました。でも実際は天井の高さがあるので直接的な悪さはしていないと言うことのようです。
と言うことでここも異常ではない程度の厚さの天井材を使用する。裏側の桟は多用して鳴き・揺れの減少化に努める。
つまり1枚板の大きさが大きくなればなるほど共鳴や振動が長くなるので柱・支柱・桟によって不要な響きを抑える。SPボックスの箱鳴りを防ぐ方法と一緒。
後は後方の間仕切りなしの空気層と2階(ロフト?)の空気層を利用して音抜けを促進させる。
2.分電盤の構想については基本的には現在の延長線上になる。
最初からやると言うことではもっとシステマティックに設置場所・盤自体の構想等々もっと使い勝手の良いようにする。
と言うことで設置場所はフロント壁の反対側(=裏)に設置。そこから引き出してシステム類に直結。
つまりシステム・ラックは今と同じ様ににフロント側に置きます。
私はどうしてもケーブル類の短縮化を図りたいので...。
リスポジと離れていてもCDはリモコンで操作出来るので問題なし。LPの時だけ要注意ですね(爆)。・・・足・腰が悪いので直ぐに動けない。゚゚(´O`)°゚(夢だから関係ないか?)
基本的にSPとリスポジ間・左右壁面間には何も置かない。
ソフトの収納はリスポジ後方の左右のどちらかに設置する。
現在は飽く迄も後工事なので今の姿が目一杯と言うことです。
3.システムの構想については村田さんのDSPドライブシステムを核とするバッテリードライブアンプを使用。
ただ、実現スケジュールが不明なので↑分電盤も必要になると言うことです。
出来るまで別のシステムで楽しむ。現用は一切持ち込まない。
ソースはLPは外せないし、後はCDですね。
私は古い人間?なのでソースは販路がメジャーなパッケージモノに拘りたい。
自分でリッピング(ネットオーディオ・パソコンオーディオ・SDトランス方式etc)とか言った面倒な追加作業をしてまで聴く積りはない。
ましてや仮想空間への保存の信頼度はゼロに等しく全く信用していない。
そしてこう言うソースがどれほどのものかにもそもそも全く興味・関心がありません。
そんなことをやる時間があったら沢山の音楽を聴いて楽しみたい。その中でお気に入りを増やせば良い。
仮に幾らソースが良くても↑に書いたような環境を得ずして再生しても五十歩百歩に過ぎません。
ソースはそれを活かす環境下で使ってこそ価値があると思っています。
このことは機器類にも言えます。幾らシステムに金を掛けてもそれは単なる所要欲を満たしているだけで活かし切れているとは到底言えません。
自慢することが喜びである人にはハイエンドオーディオは最適ですが音楽を楽しむ為には百害あって一利なしでしょう。
買ってからこりゃ駄目だとは高い買い物をした以上中々素直には言えない(自分を偽ることになる・・・分かっていないケースの方が多いと思われるのでこの心配は当たらないかも...)。
だからいつの日か分かりませんが村田さんのシステムは中身が必要かつ十分であれば弁当箱に毛が生えた程度のシンプルな匡体で充分なのです。・・・この夢↑が夢で終わってもこのシステムだけは現在の家に導入予定です。
このことはSS誌のS御大?が病床の身にありながら今でも言い続けているステレオサウンド GRAND PRIXの選考姿勢・基準とは真逆のことです。
世の中色々、マニアも色々なので皆さん好きな道を選んで楽しまれれば良いだけのことですが...。
先日も「ハイエンドオーディオ1千万」とか言う検索ワードで我がブログに来られた方がいましたが多分ヒントになるモノは何もなかったことでしょう。ご免ね。
私は真逆の道を歩んでいるモノですから...。
そうそう、今は余りにもモノが溢れているのでこの夢の実現に際してはモノは置かないスッキリ空間を目指したい。・・・otoさん宅以上にモノのないようにしたい。
単純計算で1階とスキップフロア部分の合計床面積は(計算違いがなければ)50畳以上となる。文句なし(爆)。・・・多少間違っていても何も問題はないけれど...。
以上は全て宝くじが当たったら、と言う夢のような、ではなく夢のお話でした(爆)。
追記
当然この後チューニングは必要なので結果に応じてパネルの導入はしなくてはなりません。
幾ら想を練っても況や誰がやったとしても部屋を作って一丁上がりになるほどオーディオ・ルーム作りは単純・生易しいモノではありません。
色々法螺を吹いて来ましたが「私ならこうする、こうしたい」と言うアイデアをお持ちで公開しても良いと思われる方は是非ご意見をお寄せ下さい。お待ちしていますm(_ _)m。・・・一緒に夢を語り合いましょう。
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