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2011年12月21日 (水)

アナログ(LP12)の200V化実現

これは私の話ではありません。

我が家は既にアナログ(LP12)のモーターとフォノイコは200Vにしています。

↑はotoさんの話です。

9月に電源工事をして以来、何故か特にアナログが良くなって今やCDよりもアナログを聴く時間の方が長いそうです。

つまり工事後全体的に良くなったのは言うまでもないことですがレベルが上がって感じたことはアナログに比べるとCDの質感が物足らなくなったと言うことのようです。

我が家でも切れ味ひとつとっても鉈で抉るような切れ味(=深み・厚み)はアナログでこそ味わえCDではナイフで切った感じとなり線が細過ぎます。ですからいつまで経ってもデジタルはアナログを超えられません。

勿論私はotoさんの音を聴いていませんので同じような感覚をお持ちかどうかは分かりませんが、電話で話している限りではCDに感じている物足りなさは略同一のようです。

さて話戻して

電源の上流を変えただけで何故こんなに変化するのかと言うことで工事後私と何度も電話することになりました(爆)。

私は大昔改造癖が高じて電源やモーターのアンプをレベルアップすることで大幅にアナログ再生の質感の向上が見込めることは自ら実施し、体験・理解して来ましたから今回のotoさんの電源工事による変貌は良く分かりますのでこのこと自体は驚きでも何でもありません。極く普通のことです。

何が原因で良くなるかと言うことは門外漢なので上手く説明出来ませんが...。

その昔私はファイナル・オーディオ・リサーチ社のVTT-1と言う糸ドライブ方式のプレーヤを電源の強化と称して

1.真空管アンプ:ラックスA3700(ステレオ仕様)

2.真空管アンプ:アルテック1569A(モノラル仕様)x2・・・117V仕様

とレベルアップを図ったことがあります。(何れも抵抗・コンデンサー・配線ケーブル等は全て自己改造)・・・真空管アンプを使った理由は同社の北村社長からトランジスターアンプより駆動能力が高いと言うアドバイスを頂いたからです。

勿論ここに至るまでの道のりは平坦とは程遠く茨の道を戦場よろしく匍匐前進しているようなモノでした。

しかし結果は

モノの見事に1.⇒2.に行くに従って大変貌して大地に腰を下ろした骨太のサウンドが得られた経験・記憶があります。

その経験があったので私が10数年後この地で分電盤を工事した時100V、続いて200V(これは根岸さんから囁かれたのですが...)それぞれ専用の分電盤を作って貰い、我が家で取り敢えず200Vが使えるのはLP12の電源とフォノイコだけだったので先ずそれを繋いで聴いた訳です。

その時久し振りに全身に衝撃が走ったのであります。

何となんとそこには「アッと驚く為五郎」的別モノの世界が現出したのです(昔のパワーアンプ駆動とは又違った面の良さですが...)。

現在はもう工事後3年以上経っているのでそれが当たり前となっており最早感慨はありませんがその優位性は疑うべくもありませんし、100Vに戻すなどと言う発想はこれっぽちもありません。

それをotoさんは知っていたので電源工事の第一段階が終わって聴き馴染んで行く内にどうしても200Vの音を聴いてみたいと言うことで取り敢えず現状出来る範囲で知り合いの業者さんにお願いされたそうです。・・・現段階は飽く迄も200Vの音を聴く為だけの応急的措置。

その結果や如何に、と言うところですね。(爆)・・・一昨日夜、上機嫌で電話がありましたので何も言う必要はないですね。・・・因みに来年4月に予定している第二段階の電源工事の際改めて200Vのやり直しをするそうです。・・・勿論更に良くなること間違いなしでしょう(爆)。

<ご参考>

200Vの効能について昔から巷で賛否両論があることは重々承知していますが、それは何にでも言えることで意見が違っている人同士が同じ土俵で判断していることはあり得ないし、ましてや聴いている環境や好みが違えば自ずと判断結果は違って来ます。・・・例えば私と全てが同じと言う人はこの世にはいませんから...(爆)。

ですからこれはやった人だけが分かる話で又それが好ましいと思える人だけが引き続き使用し続ければ良いだけのことです。

趣味の話について徒に不毛の机上の議論をしても何も得ることはありません...。

その意味では電源工事のことも今回の200Vのことも私から唆したことは一度もありません(爆)。

何故なら本人がその気にならなければこう言うことって上手く行かないからです。

本人がやる気になってアドバイスを求めて来られれば私は喜んで手を差し伸べるだけです。

otoさん、期待以上の成果・変貌が得られて良かったですね。

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コメント

otoさん、おはようございます。
>昨夜も眠りたいのに、物置からなかなか抜けることができません。
昔「恋の奴隷」と言う歌がヒットしました。
差し詰めotoさんは「音の奴隷」ですね。
でもそれだけ少しでも長く聴いていたい、と言う音楽空間があるのは幸せなことですよ。
>音抜けが出来ればいうことなしなんですが。
これはお年玉次第でしょうか。(爆)
初夢で「一富士・二鷹・三茄子」でも見れば念願叶うかも知れませんね。
一気に頂上を目指すと事故の元ですからここはゆっくり楽しみながら歩を進めて下さい。
気が早いけれど年明けの記事を楽しみにしていますよ。

投稿: EVA | 2011年12月21日 (水) 09時41分

EVAさん、おはようございます。otoです。

早速にブログアップありがとうございます。
昨夜も眠りたいのに、物置からなかなか抜けることができません。
後は、音抜けが出来ればいうことなしなんですが。

投稿: oto | 2011年12月21日 (水) 09時27分

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