aitlabo製DACの進捗状況
aitlaboの2/9付けのブログ記事から
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4トランス型に光接続の要望がありましたので、それの動作確認を兼ねて視聴しました。
結果は思いもよらず同軸接続より混濁感がさらに減少し音質が向上していました。
目から鱗の様な結果ですが、よく考えてみれば当然とも思えます。
音質の劣化は、ジッター、DAC性能、外部から妨害等によって発生する音源に依存する極小さなレベルの挙動と推定できます。
一方光接続特有(S/PDIF特有)のジッターはFPGAの抑圧機能により大幅に抑圧されているので同軸接続と遜色がない特性になります。
つまりジッターによる音質劣化は差がなくなることです。
一方同軸接続の場合パルストランスで絶縁していても絶縁性能は光接続には及びませんので、外部からの妨害排除能力は不十分です。
昨日のブログにも記載したようにトランスポートは雑音源(環境によって変わります)になりますのでそれとの絶縁性能は音質に影響すると考えられます。
今までは光接続時のジッター増加による音質劣化が大きいためこれを検出できなかったのではないかと思います。
ちなみに汎用TOSLINK受信デバイスを用いてもfs=192kHzを当方確認では支障なく受信できるようです。
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この記事にある「 光接続の要望」は何人いるのか分かりませんが少なくとも私はその中のひとりです(爆)。
理由は単にCapriceのCDPに使っているのが中川さん推奨のCDP(PD-F25A)だからです。
これには同軸が使えませんので試聴そのものが出来ないのでお願いした次第です。
結果が良くて何よりです(爆)。
益々試聴機完成が楽しみになりました。
「同軸接続の場合パルストランスで絶縁していても絶縁性能は光接続には及びませんので、外部からの妨害排除能力は不十分です」の行のことについては
私が中川さんからCapriceを購入してそのタッグを組む相棒CDPにPD-F25Aを薦められた時何故光が良いのか、の問いに対し明確な説明がなかった。
使ってみて同軸よりも良い結果を示したからと言った程度の説明でした。
これではアマチュアのユーザーである我々と同レベルのモノの言い方ですね。
私は仕方がないね、とは思ったモノのその時点ではこれ以上追及しても嫌だったらやめたらが落ちなのでこの時点で終了。
この点に関してはaitlaboの角田さんの方が理論的考察と言う点でデジタル関係の解明力からしても納得がいく。
とは言え音の判断を下す為には他にも要因はあるので結局聴いてみなきゃ分からないと言うことですけれどね...(爆)。
それにしても最近はaitlaboの方がCapriceよりも2チャンネルを賑わしているのは出没されている皆さんのアンテナの鋭さ(現時点でどっちが勢いがあるかを見比べている?)に起因しているのでしょうか。
どっちにしろご苦労さんなこってすね(爆)。
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コメント
>オーディオは高尚な趣味
そうですね。
大の大人をこれだけのめり込ませるのですから。(爆)
ただ、これほど幅が広く奥が深い趣味もそうそうないと思いますね。
だから皆さんそれぞれアプローチが違って必然的に到達点も違って来るので結果として悩む方も多いと言うことでしょうか。
私はアバウトな性格なので概ね良好であれば問題ありません。
「木を見て森を見ず」では全体像を把握出来ないのでこの点を抑えつつ見失わないように心掛けていますけれどホンとのところどうなのでしょうか。
自分が良けりゃ構いませんね。(爆)
それと先程の情報見てみましたが私が昨年購入する1年以上前の情報ですね。
説明の有無の理由は分かりませんが今はどうでも良いです。(爆)
私は楽しむことだけを考えて行動します。
投稿: EVA | 2012年2月10日 (金) 15時00分
お返事ありがとうございます。
どなたかのブログでオーディオは精神安定剤と例えている方がいましたが、私もそうです。
手前味噌ですが、オーディオは高尚な趣味だと思います。(笑)
投稿: アンデウソンさん | 2012年2月10日 (金) 13時39分
アンデウソンさん、今日は。
アンデウソンさんもオーディオがお好きなのですね。
↑記事はいつの時期なのか分かりませんが、私がCapriceを購入した時略同時にPD-F25Aを改造して貰うようにしましたがそう言う説明はありませんでしたね。
まぁ、素人に説明しても理解して貰えないから言わなかったのかも知れませんね。
私は中川さんとは30数年以上も前からの知り合いですし、当時はアンプ系は全て中川さんで占めていた程です。
そんな付き合いがあったので今のDAC導入も決まったようなところがあります。
勿論聴かないで...。(爆)
現在のところ不満はありませんが何かが欲しいと言うような願望があってaitと言うメーカーのことを知り、今に至っております。
結果としては光の優位が両者で説明されているのは心強いことです。
何れにしてもオールORナッシングはないと思いますのでaitのDACの試聴を通じて琴線に触れるところがあれば購入したいと思っています。
中川さんのDACを通じてデジタルも中々やるわい、と言うことが見えて来たのでその可能性に挑戦している次第です。
aitがどこまでの水準を示してくれるか楽しみです。
アンデウソンさん、貴重な情報有難うございます。後でゆっくり覗いてみたいと思います。
これからも宜しくお願いします。
投稿: EVA | 2012年2月10日 (金) 12時59分
今日は、EVAさん
こんなのがありました。ご存知かも知れませんが。。
http://www.fidelix.jp/technology/bipolar-clock.html
~抜粋です~
現在最高の光デバイスを使って比較試聴をすると、同軸と光ではもう光の方が絶対に優れています。古くは光の方が劣っているといわれていましたがその頃は6Mb/sの伝送スピードでしたが、CAPRICEでは25Mb/sの受信デバイス、SD Trans192の送信デバイスは50Mb/sと劇的に改善されました。ですから、4~8倍に向上したことになります。つまり、今の電源事情ではアイソレーションの方が重要ということで、最新デバイスだと逆転すると私は確信しました。
中川さんは口下手なのでしょうか。
投稿: アンデウソンさん | 2012年2月10日 (金) 12時28分