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パイオニア PE-101Aシステムの実測データ(MJ 1月)
<図12>のグラフから 60Hzの整数倍の周波数の位相角を読み取って音速(344m/sec)から距離に換算すると、
60Hz : +200°--> 318.5cm
120Hz : +100°--> 79.6cm
240Hz : +65°--> 25.9cm
480Hz : +25°--> 5.0cm
1920Hz : +10°--> 0.5cm
60Hzはコントラバスやキックドラムの帯域です。マイクロフォンに入ったドラムスの音像を上の画像とすると、スピーカーがドラムスの音を空気の振動に伝える瞬間に、60Hzや120Hzの音の位相が進んで下の画像のような音像イメージに変化します。
リスニングポイントから見て、楽器が奥行き方向に間延びして定位するため、楽器までの距離が掴めなくなり、凛としたボーカルを凛とした楽器群が支える、ピントの合ったサウンドステージを再現することが出来ません。
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こう言うイメージ画像で説明されると極めて分かり易いですね。
低周波音の悪さとして所謂低音がダブつき籠ってしまう意味がこれでハッキリ分かります。
今までのデジタル音場イコライザ等々でもチェックポイントが違ったりそもそもの補正を掛ける時点が違うので使ったは良いが結果として思うような音にならない、と言った欠点は元々村田さんには分かっていたことです。
これから更なる精度アップを図ってDSPを駆使した機器が完成すればリアルタイム位相制御が可能となる訳です。
今まで以上に気持ちの良い音楽に包まれた至福の時間が過ごせますね。
ホンと楽しみです。
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