結論から申し上げます。
この勝負最初の一音で判断がつく程の差があり、aitlaboの圧勝です。
言い換えると瞬殺KO勝ちです。
詳しくは以下をご覧下さい。
aitlaboのDACが3/24、9:20頃到着しました。何とか雨も早朝段階で上がってくれたので気分は朝から上々です。
早速繋ぎ換えました。
初めは午後から試聴開始の予定にしていたのですがどうにも待ち切れなくて直ぐに試聴開始です。(爆)
最初(音を聴く前の段階から)から使い勝手がCapriceとは全然違い楽です。
結線もスペースに余裕があるので私のように体が不自由なモノでもそれ程苦にならない。
Capriceは矢張り余裕なさ過ぎです。バランスケーブルを外す時など解除ボタンを押すことも中々困難だし...。
これでは3ピンの電源プラグなど使える訳がない。
対してaitlaboは余裕があり、簡単に接続出来る。
操作も私の場合、CH(同軸or光)の変更と初期設定がAUTOなのでLest(Capriceで言うLowest)変更だけですが前面パネル操作なので簡単。(これは試聴機なので多機能になっているが個人仕様には不要な機能は省略対応してくれるそうです。・・・この辺もCapriceと違う。使わない機能が多過ぎる。省略してコストを下げたバージョンも作るべき)
AUTOからLestへの変更は曲を聴きながら変更してもその間無音になるだけで何も問題はない。
電源オンして直ぐに普通にLowestの音が聴かれるのは良い。これが普通だと思いますが...。(爆)今思うと巷で騒いでいる?いた?音切れって何なのよ~、なんてね。(我が家の場合は原因が他にあったのでチョッとケースは異なりますが)
私が待ち望んでいたのはこの音です。やっと出逢えたよ~。(爆)
と言うことで詳しくは後述しますが冒頭の通りaitlabo対Capriceは瞬殺KOでaitlaboの勝ちです。
こう言うモノに勝ち負けは不似合いな言葉ですがそれほどまでに差があると言うことです。
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音の感想は一音一音メリハリがあって非常に粒立ちが良くエッジの利いた気持ちの良い音で何よりも聴いていて音楽が楽しいのです。
そして曲間ノイズは極限まで少ないと言った感じです。
現状↓のシステム図です。ここのCapriceが変わるだけです。因みにSWは今回の試聴では使いません。プリに繋ぎ換えるのが面倒なので...。(爆)

想像以上の素晴らしさです。
これがES9018デュアル仕様、4トランスの実力なのか。
実に楽しいね、音楽が活き活きとして躍動感たっぷり(つまり立体的な音)です。
線が太く(滲んで太いのではない)て音楽表現は強靭でしなやかさを併せ持っています。
私が欲しているざっくりとした鉈で切ったような切れ味もちゃんと味わえる。
こう言うところばかりを強調すると筋肉隆々の筋肉マンみたいなことを連想させ誤解を招きそうだけれど要は元々録音されたソースがデジタル化によって又ジッターの影響によってスポイルされることなく色付けされることなく再生されたらこんな風になるのだろうと予感させる音です。
引き換えCapriceは奇麗は奇麗ですが線が細く淡々として素っ気ない、ここが私の食い足りなかった部分でもあったのです。(比喩が多少オーバーですが草食系の男子がCapriceなら肉食系の男子がaitlaboのイメージです)
矢張り音楽の源はアナログですのでさらさらした音ばかりではなくぐいぐいと引き寄せ又押し返す音も聴きたいのです。これはデジタル化が進めば進む程反比例的にその思いは強くなります。
勿論このaitlaboのDACがアナログを凌駕したとは思いません。
ただ、より一歩も二歩も近付いた、と言うイメージです。
ここまでくれば問題なくCD再生だけでも不満はありません。
アナログシステムの高価さに比べればず~っと安いし、アナログ再生の不確定要素の多さを考えるとこのDACは安直で確実に良い音がしますので充分に優れています。
私は測定データには何の興味もありません(そんなことはメーカーサイドで確認していること)し、CD再生以外にも興味はないのでこの仕様でこの音が出れば充分満足です。(導入時は折角ですから若干私仕様に変更・追加をお願いする部分があるかも知れませんが...)
要は聴感上どう聴こえるかが私の尺度・物差しです。
これは先ず最初の段階で↑の通り秒殺ならぬ瞬殺KO勝ちと言ったところでしょう。
更に言えば同じLowest仕様でも音は全く違います。
Capriceは狭き門をやっとくぐり抜けたと言った感じでフワフワと軽い。
それに比べaitlaboは対策が充分に出来ている為か地に足の付いたしっかりとした音になっている。だから一音一音が力強くエネルギーに満ち溢れ訴え掛けて来るモノがある。
例えて言えば大学入試にまぐれで何とか入ったのと実力で余裕で入ったと言う位の差・・・この場合はその後の努力次第で人生はどうなるか分かりませんがDACの場合はこの時点で勝負あった、でしょう。
又シャシーの発熱上昇は殆んどありません。余裕って必要ですね。
以上は昨日(朝・昼・晩)合計7時間強聴いた飽く迄も我が家での試聴感想です。
それにしても中身は想像以上の素晴らしさ・出来栄えです。
これからタイムアップまで日々心置きなくとっかえひっかえソフトを聴いて楽しみたいと思います。
さてここで
又ゾロ出ました大きなお世話(病)ですが
アナログ一辺倒の方、今DACはここまで良くなって来ていますよ。
古い音源も良いですが、新しい音楽を聴かないではシステムも勿体ないし、自ら対象を絞っているのはそれ以上に勿体ない話です。
音楽を聴くのに理屈は要りません。気楽に楽しめればそれで良いのではないでしょうか。
私はどこまで行ってもアナログ優位の立場に立っている人間ですがそこまで(=一辺倒)意固地ではありません。(爆)つまり雑食なので良いと思うモノには全て喰らい付きたいのです。
人生って思っている程そんなに長くない。音楽と言う素晴らしい文化大いに楽しみましょう。・・・ホンと大きなお節介でしたね。
いやぁ~、ホンとこれは素晴らしい、試聴後返すのが惜しい!!
まぁ、約束だし今直ぐ買える資力もなく暫しお預けになるので有効期限を思いっ切り使わせて頂きましょう。(爆)
実力を実際に確認出来たのが最大の収穫です。気になる方は自宅試聴するしかないですね。
因みに現状の我が家の音楽環境をCADで書いたモノを貼っておきます。

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