HiFi追求リスニングルームの夢No.561を読んで~MJ誌
これも昨日アップと同様今月号の記事です。
紹介されていたのはオーディオ評論家の小林貢氏です。
私はざっと目を通しておやっと思いました。
彼の部屋には確かレイオーディオ(だったと思う)の大型SPが鎮座していたように記憶していたのですがそれがありません。
代わりに小型のSPがあり周辺はテープデッキやアナログプレーヤがそこらじゅうに置いてあります。悪く言えば散らかっています。
以前見た光景とはまさに様変わりなのです。
何が起こったのか、は本誌を読んだ読者ならご存知でしょうから私はこれ以上書きません。
ただ、ひと言彼の言葉が載っていましたので紹介しておきます。
彼は「常々1アイテム100万円程度、総合計300万円程度で最高精度のサウンドが得られなくてはおかしい」と思って来られたそうです。
それにしてはかつてはSPだけでそれを上回ってしまうようなモノを長年愛用されて来たことをどう説明されるのかお聞きしたいところですが本文に書かれているその説明だけでは私には良く分からないので読者はその紙背を良く読み込んで頂きたいと思います。
さて、評論家の中にも遅きに失したがこう言うまともな判断をする人が出て来たことは良いことです。
システムの高額化(中身が高級とは必ずしもリンクしない)ばかりに目を向けて部屋の環境改善には全くの無頓着振りがどれほどのレベルの音楽を聴くことが出来るのかず~と不思議に思っていた私は至極当然の帰結だと思っています。
言い換えれば昔ほど評論家と言う商売も美味しい商売ではなくなったと言うことかも知れません。
そもそも本来マニアに夢を与える立場の人がいつの頃(最初から?)からか企業や販売店目線が普通になってしまった(所謂提灯持ち)ことは何おかいわんやです。
今や絶滅危惧種と化しているオーディオを活性化させられるのもこう言う状況に導いて来たあなた方評論家の極めて重い責任なので罪滅ぼしの為にも今後のまともな活動を期待したい。
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