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2012年5月 4日 (金)

aitlabo DAC EMOCIONの実力

4/30到着したEMOCIONの実力は私の想像を遥かに超えるモノでした。

初日約8時間聴いてその時間経過に伴う馴染み感(所謂エージング)の進み度合いも半端ではないことが分かる。

○○○ー○で言う音飛びを回避するエージングではない、こちらは最初からそんなモノは存在しない。

普通に言われている音の馴染みです。

私は到着直後説明書を読んで一通りのことを頭に入れて(特別なことは何もない)電源オン。

今回も最初の一音で既に試聴機とは別モノと実感した。

音はどこまでも澄み切っていて奥行き・高さ・左右の広がり等全てバッチシ。

そもそもソフトに入っているであろうと思われる音楽情報が細大漏らさず再生されているかの如く(確認は出来ません)聴き手に伝わるので何らストレスを感じない。

音の強弱も自由自在、誇張感・押し付けがましさが全くない。

これって、DACのエネルギーに余裕があるからでしょう。全く息切れすることなく再生しています(尤も村田さん曰く我が家の他の機器はDACに負けているとのことなので当たり前か!?)。

このエネルギー感に加え音の静かさ・深さについては想像の域を出ませんが恐らく200Vの効能でしょう。

DACの200V化に伴い分電盤が100V分電盤から200V分電盤へ変更と同時に同時使用する他の100V機器群と最も近い子ブレーカーとの距離が約150cmも離れたので相互干渉は皆無と思います。

こんなに神聖な雰囲気の元音楽が再生されれば聴くモノは誰しもノックアウトされるに決まっています。

私はこのEMOCIONでデジタルがやっとアナログと同等以上の存在価値を持つに至ったと思いました。

ソフトの問題で両方聴くことが出来る人はそれに越したことはないけれどここまでレベルが上がればこれからオーディオを楽しもうと言う人はCD一本でも何ら不都合は感じない。

利便性や確実性だけを考えれば既に圧勝しているCDが音質面でも肩を並べた以上わざわざアナログに回帰する必然性はない、と言うことです。

飽く迄も趣味の話なので後は各自の判断にお任せします。

アナログ・デジタルに付いて色々ご意見をお持ちの方は沢山おられるでしょうが先入観だけであれこれ言われるのではなく先ずご自分でこのEMOCIONを接続して聴いて頂きたいと思います。

その上で異論があれば是非貴重な意見として拝聴させて下さい(意見は2chなどに投稿されても私は全く見ていませんので知る術がありません。ご面倒でも是非こちらへお寄せ下さい)。

私自身がどれほどこの領域に到達した機器の出現を待ち続けたかを忖度して頂ければこのEMOCIONの実力の(凄さの)一端は分かって頂けるのではないかと思います。

それと今試聴希望者の為各地を巡回している試聴機(2台用意されているようです)と比較すると既に色々な部分でバージョンアップaitlabo DACの記事より(5/1アップ)がされているので試聴機で納得されて購入を希望されている方は黙っていても更にレベルアップされたモノが手に入る訳です。

又100Vと200Vの差は我が家での試聴実施以降色々バージョンアップがされ過ぎているので厳密にはここが違う、と言う特定は残念ながら出来ません。

良くはなっても悪くなる理由は何もないので200V化が出来る環境にあって希望される方には自信を持って背中の後押しをさせて頂きます。

ただ100V仕様でも全く問題ないことだけはお伝えしておきます。

これは瞬時に切替比較が出来ないので後はあなたのやる気次第です(200V化する場合はパーツへの改変作業が必要)。

それにしても「やっとここまで来たね、やっと納得のいく状態が実現したね」が実感です。

ソフトについては4/30のDAC到着日から直前に聴いていたソフトから順次聴いています。

この後はDAC到着前に入手したソフトが5枚ありますのでそれを先ず聴いてアップの準備をしてその後は今までのソフトをそれこそ先入観なく全て聴いて行く予定です(場合によってはチョイ聴きもあるかも)。

何日掛るかな~、単純計算で約半年、でもその間にブログ用のソフトも随時入手するのでひょっとすると1年掛り??。

聴き直しでどこまで評価が変わるのか、はたまた変わらないのか、DACが良くなってもソフトが駄目なら仕方がないかと言う最終判断に繋がれば良いと思っています。

まぁ、逃げる訳でもないのでのんびりやるべ~(私自身の健康上の問題の方が大きいかもね...)。

我が家のようなローエンド=チープな環境下でも実力を如何なく発揮してくれています。

これがハイエンドな環境下であればどんなことになるのか想像するだに恐ろしい(私はこれ以上のことは望んでも実現出来ないのでスケベ心は持たないことにしています...)。

兎に角そのポテンシャルの凄さが未だゝ見通せない位深淵であることだけは重ねてお伝えしておきます。

上記は昨日までの鑑賞時間約26時間の感想でした。

追記

otoさんからEMOCIONの写真を送って頂きました。有難うございました(私は今カメラがないので)。

フロントパネル(光の関係で橙色になっていますが本体はシルバーです)。

Img_4444_editedemocion

 

 

 

 

 

内部(左側がトランス類、右側基板中央付近にES9018(小さい)x2が配置されています。写真上部がリア)

Img_4455_editednaibu

 

 

 

 

 

 

 

 

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