ある別荘地のお話
↑は実は私の住んでいる別荘地のことです。
私は23年前に現在住んでいる土地を取得し、翌年から建築関係の準備を進め更に翌年の’91年に完成しました。
当時土地も安かったし土地が入手出来たことの方が嬉しくてその実態は良く知りませんでしたが、調べもしませんでした。
その後別荘として活用していた時もそれほど関心を持って調べようとはしませんでした。
勿論将来は永住する土地なのにね...。
詳細は書けませんが今思うと凄い係争が横たわっていたのです。
そもそも私が入手した時点で開発会社は倒産していました。
でも表向ききちんとされているように見えましたので何も詮索しようとは思いませんでした。
未だ別荘として利用している時ですが管理規約等々も当時の理事会の都合で当初決めたことがないがしろにされ好き放題(理事会役員の都合の良いように)に順次改悪されたのです。(発行された改正(と称されている)規約は土地入手時以降のモノは保管しているのでその経緯は分かる)・・・最近改正はない。
勿論こう言うことはこの土地を古くから入手している人の方が当然そう言う経緯には詳しい訳ですが基本的に余程のことがない限り別荘地などと言うモノはいがみ合ったり、論争したりする為に取得する訳ではありませんのでどちらかと言うと直接自分に火の粉が降り掛ったりすることがなければどうでも良いと思っている方の方が多い訳です。
私もその口で変だなーとは思いながらも正々堂々と立ち向かうだけの勇気もなく空しく時間だけが過ぎて行きました。
当別荘地の現在の別荘の状態は私よりずっと以前に入手され、建築された方について言えば当然高齢化したり、代替わりしているケースが多く必然的に建物も放置状態となり廃屋になっているモノも数多い。
さて、その後理事会が何を思ったか会社設立して不動産業的なことをし始めたのです。
これにはびっくりしました(当時聞いた話では山にマンションを立てて運用しようとか・・・馬鹿でないの!?)。
これには流石に良心的なオーナーも沢山いてその動きにブレーキを掛けてことなきを得ましたが、権力を握ったら何をやっても良いモノだとばかりに暴走する輩が実際にいた訳です。
それも理事会絡みです。
開いた口が塞がりません。
そんな経緯もあったからかどうかは分かりませんが今の理事会の前あたりからだと思いますが公平な選挙と言うスタイルで選ぶ方向に変わって行きました。
以前は退任する理事関係者の推薦するモノが総会で承認されると言う謂わば多くのオーナーの意向は無視した同じ穴のむじながところてん式に製造されていたことを思えば大きな前進です。
まさかこんな山の中の別荘地の中にも利権に血眼になっている不遜な輩・魑魅魍魎が跋扈しているとは思いもよりませんでした。
で、今回更に別件ですが長年の懸案事項であった開発会社の亡霊と言われる輩と和解と言う解決策が取られたとの報告です。
内容は複雑怪奇で私もとても文字に起こす気力・能力がないので省略させて頂きますが、この間の関係者の多大なる努力に感謝申し上げたい。
中でも現理事長は酸素ボンベを持ち歩きながらの交渉や総会をこなしているようで死を賭した奮闘振りには誠に頭が下がる思いです。
この度の解決で全てが終わった訳ではありませんがやっと終わりの端緒が見え始めたと言うところまで漕ぎ着けた訳です。
過去の好い加減な理事会や事務局長のことを思えば今の理事会や管理組合の事務長初め少数で良く頑張って仕事をしてくれていると思います。
私は少なくとも共益費だけは当初より一括払いを続け未納者とは一線を画し何も出来ないけれど最低限の協力姿勢は示し続けて来ました。
各オーナーが最低限の協力姿勢(共益費の納付)を示したならばこの別荘地の将来は間違いなく明るい未来が待っていると思います。
何が不満で未納を続けているのか分かりませんがその姿勢が他の善良な納付者に不利益を与えているのだと言うことを良く理解して貰いたい。
中には本当に払いたくても払えない、と言う人もいるかも知れないが大半は自分のことには金を掛けるが共益費は払わないと言ったまさに自分本位の人たちではないでしょうか。
文句があったら先ず義務を果たしてから文句を言えば良いではないかと思いますが...。
義務も果たさないで文句ばかり言うのは余りに身勝手と言うことが大の大人が分からない訳がない、と思います。
そんな人は子供を教育することなど勿論出来ませんし、社会人としても一個人(の人間)としても失格です。
こう言うコストを掛けたくないのであれば管理されていない山の中へでも行けば良いのです。
恐らく1日もたないでしょうがね。
情けないことだと良く自覚して貰いたい。
と言ったところで私のブログが関係者に読まれる訳はなし、力ないですね~。
話戻りますが最初の山を越えたのでこのまま一気に進むことを祈念します。
近い将来売買も活発に行われるような魅力的な別荘地になることを祈っています。
まぁ、私の眼の黒い内になるかどうかは微妙かも...(姥捨て山にだけはならないことを願う)。
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