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2012年6月 5日 (火)

otoさん宅の電源工事が完了

去る5/31、めでたく工事が完了したようです。

ここに辿り着くまでには予想以上の壁が立ちはだかったとのこと。

それは北電との交渉が思いの外手こずり当初根岸さんと設定したスケジュールも二転三転後退したようです。

まぁ、それでも何とか漕ぎ着け根岸さんもいつも通りの丁寧な良い仕事をされotoさんの感激の様子がブログを通じて伝わって来ます。http://otoaudio.blogspot.jp/2012/06/blog-post.html

何はともあれ完成おめでとうございました。これからはゆっくりと音楽を楽しんで下さい。

~~~~~~~~~

さて以下はたまたまotoさんの一連の工事が完了したので私の経験上のことを絡めて書いてみます。

何でもそうですが実施するに当たってはターニングポイントがあります。

1.やる段階までに相当の時間を掛けて構想を練る。

2.やる段になってここまでで良いか、と同じコストと手間を掛けるならもうひと手間加えるかの判断・決断が後々後悔せずに済むかどうかのターニングポイントになるケースがままあります。

otoさんの場合がどうだったかは私には分かりませんが根岸さんがやった以上やり残しはなかったことと思います。

私の場合、分電盤内の配置や間隔の問題とか過日DACの導入に際し電源を100Vから200Vへ変更したことで各分電盤内の間隔が開き相互干渉の低減が確認出来た事実があります(中々その時点では判断を下すのが難しい)。

otoさん宅の今回の分電盤内の最終配置画像は公開されていませんが私はそれで良いと思います。

何たってそれもotoさんのノウハウですから何から何まで公開してパクられる必要もないだろうし、同様のことをやろうとしている人がいたとすればそれはそれで考える部分を残して上げた方が本人の為にも良いのではと思っています。

理由はその時点時点で手探りでやっているので画像を見ただけで先入観を持たれても不味いのです(尤も他の写っていないところのノウハウの方が大きいけれど)。

謂わば一品料理なのでベターはあってもベストは分からない。

ベストかどうかは後になってからその領域に達したかどうかが分かる訳です(基本的には分かり得ないが...)。

そんなことより通常の電源業者さんの分電盤内の目一杯配置の状態の方が問題です。

電磁波等相互干渉が大き過ぎて良い訳がありません。

比較したり研究しないと差は分かりませんのでそれだけやっている分には(やらないことは)分からないので仕方がないですが...。

otoさんの場合はここまでやった結果がその前にやっている極太(60sq)の引き込み線とか徹底したアース工事の結果得られた信じられない低いアース値とかの余裕度が今になって爆発的に効いて来て相乗効果として一気に花が開いた状態になっていると予想されます(その時点時点でも相応の効果は得られたと思いますが今はきっと段違いでしょう)。

オーディオマニアの大多数の方が余り重要視していないと思われる3要素⇒「環境(=空間=部屋)、電源、ルームチューン」を徹底的にやった結果は自ずと花開き、発揮されます。

余裕=伸び代が大きいとその時点では多少の効果しか感じられなくてもその後のリファインで一気に爆発的効果が発生することは目に見えています。

逆に結果が良くなければどこかが凹んでいるだけ(足を引っ張っている)です。

これでシステムが良ければ当然更なる効果は発揮されます。

ただ逆はあり得ません。

つまりシステムだけ良くても限界点が低いので高価(な機器)が効果を発揮し得ないのです。

何が言いたいかと言うと↑の3要素を無視していれば良い結果は得られないと言うことです。

要するに宝の持ち腐れです。

ただこれで自己満足出来ていれば他人がとやかく言うことは何もありません。

ただ何で良くならないのだろうと不思議に思った方は↑のことを思い出してやり直せば良いだけです(気が付かないケースが大半でしょうが)。

問題解決が出来るか出来ないかは本人の決断・判断次第です。

とどのつまり

趣味何て所詮自己満足の何ものでもないから要はどこで妥協するかそれとも命ある限り追い求め続けるか等々、さまざまなパターンで結果が違って来るだけです(ただ闇雲に追い求めても結果が付いてくることは決してない)。

まぁ、好きなように楽しめば良いだけのことです。

お後が宜しいようで...m(_ _)m。

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