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2012年7月14日 (土)

電流伝送~aitlaboブログ記事(7/13)

昨日の記事です。

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先日、貸し出し評価頂いた方が使用しているDAC等が電流伝送方式を用いているとの意見を頂きました。

当方もDAC機開発当初、電流伝送が良いのではないかと思い回路パターンだけ搭載していましたが、DACの基本性能が不十分だったため、評価せずパターンを削除してしまいました。

ところが改めて確認した所、音質改善に有効な事が分かりました。

詳しい評価は後日掲載しますが私が考えた特徴を以下に記載します。

ちなみに電流伝送は海底ケーブルの電力伝送に用いられています。

1 発生電圧は受端(プリ、メイン アンプ)の抵抗値でのみ決定されます。

2 従って抵抗値を変えれば電圧値を任意に設定できます。

3 配線コード、コネクター等の抵抗値、インダクタンスに影響を受けませんので、長さ、線種、接触抵抗よる音質劣化が軽減されます。

4 送出インピーダンスが非常に高いためGNDループが発生せずハム、雑音を低減できます。

5 回路はOPA1個で実現可能。性能劣化は殆どありません。

  当方DAC性能(S/N=120dB、THD=-110dB)を十分満たします。

  出力抵抗は数100kΩ以上、出力電流は10mArms程度まで可能です。

  OPA方式なのでOFFSET等も殆どありません。

6 終端抵抗(数100Ω)を受端に取り付ける必要があるため、汎用性が無くなります。

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私はこの記事を今朝読んだ(最近はサマータイム実施中なので皆さんの記事は5時前後に読んでいますのでタイミングがずれました(;´Д`A ```)。ので確認が遅れました。

私は本日午後ES9018のノイズリダクションをオフにして貰う為DACを送る予定なので私の使い方(汎用性が無くなります。の記述の意味が分からないので...)に問題がなければこの仕様にして貰いたいと思っています。

早速朝一で確認のメールしました。

条件面で問題なく改変に間に合えば折角の機会なのでお願いしたいと思っています。

追記

先程メールで連絡がありました。

現在の仕様の電圧伝送方式とは互換性がないのでそのまま改変することは出来ないとのこと。

有望な検討材料であることは間違いないようです。

対応が可能な人は又楽しみが増えましたね。

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