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2012年7月20日 (金)

aitlabo DAC 試聴評価(7/19)~aitlaboブログ

aitlaboの昨日の記事です。

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昨日に続き視聴された方の感想です。この方はLCD表示機を貸し出しております。

当方の現行視聴環境は下記の通りです。

TEAC製VRDS-25Xのデジタル出力→accuphase製DC-61(DAC)→accuphase製C-290V(プリ)→accuphase製P-1000(メイン)→B&W製MATRIX801S3

トランスポートとして使っているプレイヤーには光と同軸のふたつのデジタル出力があるので、片方は現用のDACに、もう片方は視聴機に送り、プリアンプでふたつのDACの出力を切り替えて比較視聴しました。

プリとの接続はいずれもバランスです。

すぐに気がつくのは、視聴機(ES9018仕様)が楽器のもつ複雑な倍音を極めて素直に出してくれることです。

ともすれば壊れたピアノのようになりがちのピアノフォルテの音が、細かい弦の振動も含んで高い周波数成分を持っていることがよく分かります。

抽象的な表現ですが、小編成の室内楽や弦楽四重奏では、演奏者と演奏者の間に誰もいない空間があることが感じられました。臨場感が増すということでしょう。

音がふくらんで丸くなった感じで聞こえていたコントラバスの音が、弦の「ふるえ」も含んで非常にリアルに聞こえました。

アンプが大型のウーファーをしっかり制動している雰囲気です。

サンサーンスの3番のオルガンなどでも同じような傾向が聞き取れます。

ただ単にモワモワとふくらんでいた音がクリアになり、極めて低い周波数の領域までしっかり聞き取ることができます。

音量を上げてもうるさくならず楽しめました。

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私など比較にならない観察眼?ならぬ試聴耳で良く分析されています(;´Д`A ```。

どう言うシステムで試聴されても一様な評価が得られるのはこのDACの性能が極めて高い証拠でしょう。

角田さんの人間性と言いますかこれほどオープンに皆さんの試聴記をそのままアップされる方も少ないのではないかと思います。

普通は自社(分)に都合の悪い内容は載せませんものね。

こう言う姿勢がドンドン広まれば自ずとユーザーの方も何が本物で何が偽物か判断付き易くなることと思います。

今後も寄せられた試聴記は引き続きアップして下さい。

そのことが皆さんに製品の良さだけでなく開発姿勢も評価され信頼が増すことに繋がると思います。

信頼を増すことは大変ですが失うことは簡単ですものね。

駄目になった会社の多くがこの轍を踏んでいます。

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