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2012年8月10日 (金)

“100%PURE LP”、ユニバーサルから12/12に発売予定

昨夜発表されたようです。

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“100% PURE LP”の大きな特徴のひとつは、盤に使用している原料だ。

通常のレコードは、主原料となる塩化ビニールのほか、カーボンなど着色のための染料が添加されている。

しかし“100% PURE LP”は、着色物は「音質に影響を与える」として排除。

帯電防止剤も一切使っていないという。

低重合度のストレート塩化ビニールを特別配合して使用している。

そのため、盤の色はやや黄色がかった透明。

音質面でのバラツキはないが、見かけの色は個体差が出るという(慣れ親しんだ黒からすると違和感はあるでしょうね)。

“100% PURE LP”は、メタルマスターからダイレクトにプレス。これにより、より忠実な溝の成形を目指したという。

しかし、メタルマスターは耐久性がないため、ひとつのメタルマスターからは1,000枚プレスするのがやっとだという。

そのため完全初回数量限定販売となるわけだが、「1,000枚限定販売というわけではない。いただいた注文の状況によっては、もうひとつメタルマスターを作ってプレスを行う」

音源のマスターに「SA-CD~SHM仕様~」シリーズに使われたDSDファイルを使用しているのも注目だ。

これはアナログテープからそのまま取り出したデータから経年によるダメージ部分を可能な限り修正したマスター。「望みうる最高のデジタル・マスター」と自信を見せている。

イコライザーやリミッターコンプレッサー、カットフィルター、低域位相補正などの電気処理は一切していないという。

なお、再生歪みを軽減させるため、音溝は可能な限り外周に寄せてカッティングしているとのことだ。

発売予定アルバムは全15タイトルで価格は¥5,800.-(税込)だと。

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私は価格もさることながらどんなにしてもデジタル・マスターが音源だと言うことに一抹の不安を覚えます。

でも聴かずして批判も出来ないので↓の2枚を清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ってみようかと思います。

理由は持っていて馴染みがあるアルバムと言うこととアート・ペッパーについてはオリジナル盤を持っているので比較は容易と思ったので...。

1.ソニー・ロリンズ:サキソフォン・コロッサス

2.アート・ペッパー:アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション

通常のLPと比較すると、“100% PURE LP”の音は、整理されて見通しが良くなる印象だそうです。

何れにせよ、ここに来て少しであってもアナログが見直されて来ている風は大事にしたい。

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コメント

otoさん、今日は。
>本当にいいのかな~?
そう思うでしょう。私もそう思います。(爆)
この手の詐欺的な商品に何度も騙されて来た私ですから、もう好い加減目を覚ましてはと思ったのですが、たまたまオリジナルを持っているモノがあったので比較出来る利点を活かして最悪返り討ちにあっても良いかと。
相当先の話なので気が変わるかも知れないけれど...。
>音は良くても命がない!
多分、そんなところでしょう。薄っぺらい奇麗な音が好きな人には良いかも、ですね、って言ってても始まらないので挑戦するって私ってなんて人が良いのでしょうね。(爆)
多分確認した後だとこんな少ない枚数(1ロット:1,000枚)じゃ、入手出来ない可能性の方が高いかも...。

投稿: EVA | 2012年8月11日 (土) 10時42分

EVAさん、こんにちは、otoです。

本当にいいのかな~?
アナログ録音の繋がった線の情報から、点々の隙間情報のデジタルに変換した時点でフランケン状態でしょうね。音は良くても命がない!

フロンティアEVAさんの様子を聞いてから、買ってみようかなと思います。

投稿: oto | 2012年8月11日 (土) 09時42分

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