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2012年12月31日 (月)

オーディオのステージ

先日お気に入りの方のブログを見ていたらその方もある方のブログを見ていて感心したので引用された、と言う記事が目に入ったので私も引用させて頂きました(爆)。

それはオーディオのステージを5段階に分けたモノです(原文を知りませんのでこの5段階だけを私に準えて反省してみました)。

5段階とは

1.すごい低音、すごい高音 などに感激するレベル

2.音のバランスに耳が行くようになるレベル

3.音の広がり定位などの空間表現に耳が行くようになるレベル

4.音像の定位の質、すなわち定位した音像から上下左右前後の空間に音が放射されていくという実体感を求めるようになるレベル

5.演奏家の気配、表現、心などが生々しく伝わってくることを重視するレベル

です。

私の場合は4.にやっと手が届いたかな、と言う程度と捉えています。

5.については先日プリの導入後のお礼にダイナミックオーディオの厚木店長さんにメールを出したら同じような返事が返って来ました。

~演奏家が表現したい事を聴き手が最大限に汲み取る事が出来なければ薄い表現になってしまいます。

上手なのは当たり前であって、その上にいかな感動が有るかであると思います。

もっと引きだして下さい、音楽の魂を。~

と言う内容でした。

表現こそ違え5.を意識・理解していないと当然音楽の魂など引き出し得ないし、感動も伝わって来ません。

オーディオの本来の目的は(良い)音を聴くだけではなく音楽をより良く聴く為の手段なのでその結果がこう言う醍醐味に結び付くのだと思います。

私自身未だゝ未熟で道半ばであり、この5.のレベルは言うは易し、行うは難しの見本みたいなモノですから我が命ある限りでは恐らく到達困難かも知れませんが少しでもその意味するところに近付けられるよう精進したいと思っています。

機器ありきだけでは絶対到達不可能なテーマです。

機器レベルはある程度納得出来ればそれで良し、そこから先はステージの意味が分かるように己のレベルの昇華度合いに掛っています。

機器漁り(=機器依存)だけでは中身の成長はいつまで経っても(出来)ない、と言うことを肝に銘じて残された日々を焦らずゆっくりと音楽を楽しみながら近付けられるよう過ごしたいですね。 

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コメント

bmwk_rsさん、宜しいのではありませんか。
自分に厳しく見る方と甘く見る方で違って来ますから...。
尺度の一例として自分を当て嵌めて見るのも楽しいですね...。

投稿: EVA | 2013年1月 1日 (火) 06時09分

私など、1と2のあいだ、1.5くらいです。
まだまだですねー

投稿: bmwk_rs | 2013年1月 1日 (火) 03時35分

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