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2012年12月15日 (土)

ステレオサウンドNo.185を読んでみた。

この本にはファインチューニングのすすめと言う連載記事がある。

今号が最終回のようだ。

初回から一応気にしながらざ~と読んで来ました。

筆者は(他人宅の)実践はそれ程ない方だと思うけれど結構的を射た記事となっている。

今号の記事の中で

7 理想の部屋の構造や建材

と言う項目があったので読んでみました(ご覧になった方も多いと思いますので端折ります)。

私が常々思っていることがそのまま書いてありましたので概略記述してみます(私が思っている程度のことなので今更と言う感じですが...)。

○密閉性を高める

窓は2重ガラスや3重ガラスとし、頑丈な防音ドアで密閉性を高める。

更には地下室にオーディオルームを作る等々。

これでは音の逃げ道がない(私と全く同じ意見)と指摘されている。

謂わばエコールームのような状態になってしまう。もっと分かり易く言えば風呂場状態なのだ。

こんなことまでやった上に上手く行かないからと言って吸音材を入れたのではなにおか言わんやでしょう。

壁や天井などを音のエネルギーを減衰させ易い構造にした方が良いだろうと結論されている。

これだけでは具体的なことは何も分からず解決策とは言えないけれど方向性は示唆しているので少なくとも止めておいた方が良い構造(=密閉性を高める)を教えてくれていることは事実である(爆)。

どうしても安直にこう言う構造体が良かろうと連想してしまう方が多いのは残念ですね。

やはり2重壁構造で内壁は音漏れ(透過性)を促す構造として外壁でしっかり遮音する。

最低限こう言う構造体が望ましいと思います(後はエアボリュームと形状(傾斜天井・斜め壁))。

我が家はここまで出来ていませんが家の所在地が山の中なので音漏れは何も心配要らない、問題は寒さ対策だけですね。

そして全て(1~2階)が筒抜けの構造なので音抜けは自然に行われる。

これで断熱構造がしっかり出来ていたら言うことはないのですが21年前の作なのでそこまでは頭が回らなかった(;´Д`A ```(仮に頭が回っていても資金がなかった)。

今更どうしようもないので私は与えられた環境下でベストを尽くすまでですがこれからオーディオルームを考えられている方は是非これらのことを頭に入れてサーロジックの村田さん(デモルーム実践中)に相談されるのが近道だと思います。

追記

検討し尽くされた部屋があってこそ音楽の魂が引き出せ感動が得られる音楽環境が構築されますので部屋は努々疎かにしてはいけません(システム依存だけでは感動は絶対に引き出し得ません。機器に見合った?リッチ?な音が出ているだけです)。

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