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2012年12月 1日 (土)

LINN AKURATE KONTROL/Kの試聴結果

11/30厚木店長さんがLINN AKURATE KONTROL/K(購入)とLINN KLIMAX TWIN/d(試聴機)を持ってお越し下さいました。

到着後先ず2曲だけ現状のシステムの音を聴いて頂いた。

バランス良く言うことないですね~(上を知らなければ、ですね(;´Д`A ```)。

その後入れ替えです。

上旬にCDPは導入済みなので極めて簡単に接続完了です。

勿論200V駆動です(スイッチング電源なので自動的に変換します)。

その後が少々面倒でした。

これは私の手に負えない。パソコンの苦手な人は難しいかも...。

つまりパソコンによってプリの中身の設定をしなければいけないからです(;´Д`A ```。

その辺はお手のモノの厚木店長さんはテキパキとこなして行く。

設定も完了し、先ずはプリだけ交換した状態での音出しです。

ぅ~~ん、何と言う静けさなのでしょうか。

そこから一気に立ち上がって来る音楽の生命・息吹・躍動感etc...。

音楽の佇まいが違う(繋いだばかりなので本調子ではない筈ですが)。

す、凄い!!。

これは素直に約四半世紀と言う時間の差だろうと解釈しています。こんな長い時間経って何も進歩がない方がおかしいのだから...。

政治の世界みたいに行ったり来たりせずに済む極めて簡単に判断出来る世界です。

それにしても何もかも違います、違い過ぎます。

女神のような優しさと思いきや一転、阿修羅のような形相で怒涛のように攻める表現の多彩さ、これらが緻密で優しい質感の上にいとも簡単になされます。

プリ不要論の方一聴されてみては如何でしょうか。プリは素晴らしいコンダクターですよ。

コンダクター・リーダー不在が如何に混沌とした状態になるか今の日本を見れば一目瞭然でしょう。

音量は上げて行っても五月蠅く感じないのでSPが参ったをしない限り上げられそうです(現状の音量は65/100です)。

音楽性も言うことなし、表現がまるで違います。懐が深いのですね。実に深い...。

DACで感じた同じ感覚、古い録音のCDが更に蘇ったのです。ソフトの聴き直しを含め新たに聴くターゲットをもっと増やしたいです。

さて

これで主役の座を譲ったMARK LEVINSON No.26Lもお疲れさまでしたと言うことで第一線は退きますがサブとしてゆっくり余生を過ごして貰おうと思っています。

何と言っても長い間苦楽を共にした相棒ですから...。

私が凹んでいる時でもしっかりと音楽を奏で続け、時には慰め、時には鼓舞してくれました。

無故障で奏で続けてくれたことに対し感謝・感謝!!です。

私より余程タフで強い存在です(;´Д`A ```。

そして未だゝ捨て難い魅力を持っていますNo.26Lへ改めまして「是非相棒としてこれからも宜しくお願いします」と...(早速深夜電力を利用して日々7時間チョッと通電を続けます)。

追記1

LINN AKURATE KONTROL/KはMC/MM(フォノイコ内臓)の切り替えが出来るのでLINTO(=ラインに接続)以外にMCトランスを使いたい時にはMMに接続すれば又新たな選択肢が楽しめる。

つまり今のLINTO以外にMC選択とMMの選択も出来ると言う訳です(おもちゃ?のMMカートが付いたプレーヤがあるのでそれも楽しめそう...)。

と思っていたらこれがとんでもない誤算でした。今まで聴いたことがない位良いのです(・_・)エッ....?。

おもちゃ?のMMカートが付いたプレーヤはフォノイコ内臓なのでラインに接続してバッチリ音が聴こえました。とても1万円チョッとのプレーヤの醸し出す音ではない。??・・・素晴らしいプレゼントになりました。

後もう1回路アナログ(フォノイコ回路)が楽しめる訳ですが、それはいつのことかは私にも分からない(爆)。

追記2

MCを直接使用することも出来るけれど設定は↑の通りパソコンでやる必要があるのでこの際私はMM設定でお願いしました。

私はこれ以上パソコンの利用は出来ません。だからきっとアップグレード?も出来ません、しません (´O`)°゚。

死ぬまでこれで充分です。(爆)・・・一応下準備は厚木店長さんにして頂いてありますが...。

都合約3時間色々チェックすることをして終了。思いの外早く終わりました。

厚木店長さん、本当に有難うございました。

そうそう厚木店長さんからLPのお土産を頂きました。これも聴くのが楽しみです。

最後にこの4万円程度のPD-30が出す音ではないとしきりに感心しておられました。

勿論タッグを組むaitlabo DAC EMOCIONの存在があったればこそですが...。

アナログ2機種とCDの光とアナログ接続を演奏しながら音量はそのまま切り替えても今までのようなビックリさせられる音は一切なし。

全部掛けて順次切り替えて楽しむことも出来る訳ですね(と言っても我が家では3台だけですが...)。

最後に厚木店長さんからひと言...

プリの今日の搬入までにはチョッとしたてんやわんやのドラマがあったと...。

それはプリの店への搬入が当初予定していた28日に入らず、30日の開店直後に入ったと。

それを厚木店長さん車に乗せて10:30頃スタート。後は只管伊豆へ、伊豆へ...(爆)。

月末にしては混雑もなく順調に移動出来たとかで到着は極めて早かった(新設のバイパスを通ったりしたことも功を奏したようです)。

色々ドラマは付きモノですね(爆)。

明日は試聴用のパワーの感想です(これが又何とも物凄い!?)。

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コメント

スイートサウンドさん、今晩は。
>LINNのシステム
私は別にLINN命ではないのですが重いモノを移動させるのが大変な体になってしまったし、LP12を使用していてその素性は理解している積りだったこともあってLINNとJBLをこよなく愛している店長さんにかなり前から相談していました。
今回はパワーも試聴させて頂いているのでこの先の目標が固まって来ました。
問題はSPですが店長さんのお薦めはどうもJBLのようなのでセッティングまでやって頂けることが条件でいつのことか分かりませんが検討してみたいと思っています。
全ては終わりの始まり、です。(爆)
それ程長い期間楽しめるとは思っていませんが悔いのない人生を送る為最後まで挑戦者であり続けたいと思っています。
スイートサウンドさんのように自分で何でも出来る人はホンと羨ましいです。(昔は若気の至りで無茶もやりましたが今は音無しの構えです...)
これからも良いモノを作り続けて下さい。
楽しみにしています。

投稿: EVA | 2012年12月 1日 (土) 18時44分

EVAさん こんばんは

>>音楽の生命・息吹・躍動感etc...。音楽の佇まいが違う。
すばらしいプリアンプですね。LINNのシステムは、インターナショナルオーディオショウで聴いただけですが、いつも素晴らしい音でしたので、音響調整が整ったリスニングルームでは、格別のものでしょうね。
MARK LEVINSONがサブシステムとは、なんとも羨ましいです。アンプの写真を見てみると、私の新しいSiCアンプのつまみも、マークレビンソン風でした。

投稿: スイートサウンド | 2012年12月 1日 (土) 17時29分

otoさん、今日は。
>懐の深~い贅沢な音を奏でていることでしょう。
昨年流行した想定外??のサウンドを奏でてくれます。(勿論既にご存知の方は多いでしょうが...(爆))
>きっとパワーアンプなんか聴いた日には、手放せなくなりますよ(笑)
ない袖は振れませんから、音量を絞って控え目に聴いてみました。
繋いだだけで何これっ、ですよ。
次元の違う音なんですね。
200Vパワーの静粛さとダイナミックスさが相俟って得も言われぬ表情を醸し出してくれます。
これで方向性は確認出来たのでさっさと引き取って貰いました。
長居すればするほど辛いだけですから...。(;´Д`A ```

投稿: EVA | 2012年12月 1日 (土) 11時36分

EVAさん、こんにちは、otoです。

プリだけでもやさしさ・強さを超えた懐の深~い贅沢な音を奏でていることでしょう。
きっとパワーアンプなんか聴いた日には、手放せなくなりますよ(笑)

投稿: oto | 2012年12月 1日 (土) 11時23分

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