アナログ・バイブル~別冊ステレオサウンド
昨日ひょんなことから標題の本が手に入った。
’09に発売されたモノです(新品です)。
当時私はまさに奈落の底へまっしぐらと言う悲惨な状況で支出カットをどこまでやれば良いのかと言うことが大命題だったのでこう言う本が出たことは知っていたけれど最初からパスしていた。
3年後漸く一息付き掛けた今日この頃です。
未だゝ油断は出来ませんがLPを始め中々踏み込めなかったモノにも触手を伸ばすことが出来るようになった。
そんな時あちらの方から「今日は」と挨拶するモノがある。
見て見ると標題の本でした(爆)。
これは通常の季刊誌よりも高い本です。
今になって益々アナログ大好き人間になって来たこともあって挨拶されれば嫌とは言えません。
と言うことで入手しました。
アナログに回帰した理由は何度も書いていますので割愛しますが、私のアナログに対する気持ちだけ再度書いておきます。
アナログは決してノスタルジックな音ではなくその内容の深さはCDの比ではない。
今まではシステムもそれなりにしかその中身を引き出し得ていなかっただけです(勿論最初からそこに気付いていて追い求め続けていた(る)方も多いでしょう)。
今漸く(若干前から)その機は熟し、ハード・ソフトが融合し合って高見に到達した訳です。
ですから現代のアナログシステムの昇華が古いと言われるLPの実力をやっと引き出し得ただけでソフトの優秀さは昔から変わっていないのです。
それに引き換えCDはフォーマットを決めた段階でその将来の方向性を誤らせてしまった。
ここに不幸の始まりがある。
今でこそハードのレベルアップでそこそこの水準まで来ているけれどソフトの抜本的な見直しこそが急務だと思います。
勿論ハードはその両方を互換出来る仕様とするのが前提である。
まぁ、私は今のレベルでも充分楽しめるようになったと思っていますがデジタルは未だゝやりようがあると言うことでしょう。
その意味でもアナログの資産は絶対守って行かなくてはならないし、今後も私は体の自由が許す範囲でアナログを楽しみたい。
何と言ってもアナログは儀式が多いので体が不自由になると思わぬ壁が立ちはだかる、これが問題です(;´Д`A ```。
本題に戻って
この本で紹介されているようなシステムは私にとっては現実的ではないけれどその言わんとする開発者魂を読み取る為にも(アナログを愛するモノとして)日々この本を楽しみたい。
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