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2013年1月26日 (土)

視聴感想22~aitlaboブログ(1/25)

昨日の記事です。

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購入頂いた方の第一報です。

USBからのPCM再生での評価です。

以前、アキュフェーズのDC-901も貸出機で自宅試聴しましたが、評判通りAIT-DACの方が音のレベルを超えております。

理由に、DC-901は「全ての音の情報を出し切れていない」と感じ、その音の雑味を消すために、濃いデジタルフィルターを使っているような印象です(音像がぼけ、輪郭は強調され、音場は広がりますが、アナログエフェクターのような音です。パッと聴きで、一般受けする芳醇サウンドですね。)。

対しまして、AIT-DACは「全ての音の情報を出し切っている」印象で、一言でアナログレコードを一切の歪み無く再生しているような雰囲気です。

かといって、アナログの歪みや飽和感はありませんから、全帯域に渡り、澄み切ってスッキリしております。

一言で、「聴いたことがない音」の部類に入ります。

「ああ、今まで音源データの全てを、耳にしていたわけではないんだな…」と感じました。

今まで感じていた「雑味」は、D/Aの質にあったんだなと気づかされました。

私は元サウンドエンジニアですから、この音が好きです。

情報欠落を誤魔化すための味付けや色づけが一切ありません。

“モニター的”な緻密さがありながらも、モニターほど音が硬くない。

つまり、“オーディオ的にも非常に聴きやすい”、類い希なるモニター音質です。

全てのデジタルデータを正確にアナログデータへ解放したら、アナログチックな誤魔化しや味付けは不要であった、という最終結論を見せつけられたような気になっております。

スペックと情報だけで選びましたが、不安など微塵もなく、最初の音出しの瞬間から、「やはり貸出機試聴は不要であった」と感じました。

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素晴らしい決断力です。

どうしようかと迷っている人は結局導入出来ないのでしょうね。

試聴しないでと言うのはお見事と言う他ありません。

私も先日アナ・デジ同時比較して漸く両雄並び立つの結論に至りましたが気付くのに時間が掛りました。

↑の方は気付くのが早いm(_ _)m。

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