守安 祥太郎のアルバム

今日紹介するのは守安　祥太郎です。アルバムはＴＨＥ　ＨＩＳＴＯＲＩＣ　ＭＯＣＡＭＢＯ　ＳＥＳＳＩＯＮ’５４（’７５発売）です。

これは何年前だったか忘れましたが当時のＭＪ誌の編集長Ｋ氏が編集後記＊で書かれていたので私も興味が出てヤフオクで入手しました。

ヤフオク利用なので入手して２年以上は経っていると思います。オリジナル？新品でした。

＊これは油井（ＷＥＬＬ）さんが若気の至りで録音の岩（ＲＯＣＫ）見さんと共同で’５６に二人の名前を繋げた「ＲＯＣＫＷＥＬＬ」と言うレーベルを起こした。

このＬＰは伊勢佐木町のモカンボでライヴ録音したモノでこの不世出のパウエル系ピアニスト守安　祥太郎さんの貴重な演奏です。

守安　祥太郎さんは翌年に３１歳の若さで自殺しています。

聴くのは今回初めてです。しっかり寝かせました(爆）。

メンバーは守安　祥太郎（ｐ)、宮沢昭（ｔｓ）、鈴木寿夫（ｂ）、清水潤（ｄｓ）、渡辺明（ａｓ）です(曲によって代ります）。

Ａ

１．Ｉ　ＷＡＮＴ　ＴＯ　ＢＥ　ＨＡＰＰＹ

２．ＯＵＴ　ＯＦ　ＮＯＷＨＥＲＥ

Ｂ

１．ＴＨＩＳ　ＬＯＶＥ　ＯＦ　ＭＩＮＥ

２．ＳＴＲＩＫＥ　ＵＰ　ＴＨＥ　ＢＡＮＤ

モノラルの再発ですがエナジーの迸った演奏は素晴らしいです。

日本でもこんな昔から素晴らしいジャズシーンが楽しまれていたなんてビックリです。

それ以上に大したテレコ（岩見氏自作録音機）もなかった時代を考えるとそれこそ凄いことですね。

これはＣＤでも出ているようですので気になる方はどうぞ。

まぁ、ないモノねだりは出来ませんから．．．。

その意味では当時チョッとした記事に着目した我が眼を褒めてやりたい（爆）。

ホンと買って置いて良かった．．．（チャンス（ヤフオクに出品あり）がある人は絶対聴くべし！）。